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2006年4月29日 (土)

いつのまにやら

今日は夕暮れがもう終わり、というような時間に会社のパソコンの電源を切る。昼過ぎぐらいからフロアにいるみんなの頭上に弛緩した空気が漂うのが見て取れるほどで、おまけに上司という上司ほとんどが定時前には外出してそのまま帰社せずであったから、ふわん、とした雰囲気になるのも無理なしというもので。だからもっと早く帰れたかもしれないけど、天邪鬼な自分はそんなふわふわした気分で仕事をするのが新鮮でついついいつもなら敬遠したい仕事にも取り掛かってしまってこの時間に。

しかしそれでも普段に比べると格段に早いことに変わりないから、ようやくこれから今日一日が新たに始まるんじゃないかと思うぐらいにウキウキと帰り足も軽快に。歩幅だってきっといつもより大股だったと思う。だって退社しちゃえばもう・・・待ちに待ったGWが始まったというもんです!

さあ、ではでは・・・遠慮なく体の中を隅々まで旨いお酒で満たしたれい!今日は『悦凱陣』、開封しちゃおうっと。こりゃ旨いぞぉ・・・と、形の決まった一升瓶も艶かしいボディに見えなくも・・・ないかも。さて、手元にあるのは「13BY純吟 播州山田錦」と「17BY純米 亀の尾」の2本。どっちにすんべかなぁぁぁぁと悩むも、GWに両方開けちゃう予定だからまずは古酒じゃないほうからいこうかと。さてこい、亀の尾!じゃあまずは常温で頂きましょうかね!生酒の常温の凱陣、これは・・・想像に違わぬズドン!という味わい。口に含んだ瞬間は石臼で轢かれたみたいな重さはなんじゃと思ってたらキレはスパッとしたもの。んー面白い味わいだなあ・・・しっかしこれこそ・・・燗にしなくては!ゆるりゆるりと温めたものを口に含むと、今度は舌に絹のような甘美なパンチを浴びせてくるよう。そう、これが噂のガイジンか~!という感じです。これは燗だねえ。燗でこそだねえ。味わいは濃厚だけどスパッとしたものです。もっと空気に馴染ませたら更に更にすごく旨くなりそう・・・です。こりゃ、もう一本のH13BYと来た日には・・・ですぜ!

本日で、このブログを初めて1年が経ちます。いつのまにやら。一年前もGW前の雰囲気を胸に一杯吸い込んでから書き始めたものでした。超不定期日記ですが、これからも徒然とユルユルに旨みがたっぷりなヌル燗のように続けられればと思います。焼酎も、日本酒も。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

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2006年4月21日 (金)

春なのに。

さあ迎えましたは金曜日。それも夕刻を過ぎたぐらいの時間帯を迎えると・・・ワクワクして来ちゃいますねえ。一週間、この時間帯を如何に輝かせるか・・・これこそ僕のテーマだったりします。さて今日は・・・先輩も上司も気づけばサックリ帰ってます。   お?   ちょうど一緒に仕事している他部署の方からも連絡が来て「今日はみんなで呑みにいくから19時で仕事仕舞いだよー(だから電話してこないでね!)」とな。     おお?    !しょうがないから、ある契約を進めようと先方の会社に電話するも誰も出ず、担当者の携帯に電話をしても留守電に。    おおお!!それでは、まあ、本日は遠慮なく退社~!

さてさて。じゃあ酒屋さんにでも行きましょうかね。一日楽しく過ごすには・・・です。のんびりとお酒を眺めつつ、試飲させてもらいつつ、何を選ぼうかなあ。伊勢元さんは明日伺う予定だから、本日は田島さんのところにしようか。お店に田島さんいるかな・・・と携帯に電話すると今はお店には不在だという。じゃあ今度また伺いますね、ということで今日はせっかく早めに帰れたし、購入は見送ってゆっくりと美味しいお酒を呑みにいくか・・・ということで・・・我が家に直行!はい、美味しいお酒が沢山待ってくれております。

さあ、せっかくだから今日は新しく開けましょう!お酒置き場で春眠中の日本酒、焼酎を眺めつつ・・・凱陣そろそろかな・・いやいや八幡もそろそろねえ・・・いや十四代もありますし・・・ん~・・・川越は明日、流鶯はもうちょっと先だし・・・・・・(ホント幸せだなぁ)・・・・・・を噛み締めつつ、たっぷり時間をかけて選びましたのは、ズバリこれ。

『冬季限定 月の中』!

新酒のようなもんでしょうか?まずはお湯の中にタラリ垂らすと・・・甘栗のようなホンワカとした香りが。ああ、宮崎の芋焼酎特有の芋の甘い匂いが鼻腔を優しく駆け抜けますよ。芋のパンチと香りは萬年に比べるととても控えめ。でも、黒木さんのところのと比べると味わいはしっかり。これは・・・旨いわ!ムチャクチャ旨い!肴要らずでグイグイ呑めます。優しいけれどフルーティーというのではなく、しっかりとした甘く優しい芋の味わい。よし、今度「萬年無濾過」とちょっと呑み合ってみようかな・・・

そういえば夜はまだまだ寒いから、自転車で彼女の家に来たときは軽めのジャンパーを羽織ってきたし。これ、GW前には、呑みきっちゃうかな・・・。春なのに、優しい冬の名残を本日は頂いてみました。

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2006年4月18日 (火)

桜のあとにはGW!

もうすぐGWですね。桜散りぬるもGWがやってきます。う~んうまくできとりますなあ。ってことでやはりここはなんとか9連休を取りたいなあ・・・ま、何処に行くってわけではないのですが、こんな時こそ東京を隅から隅まで散策するのも一考でありましょう。暖かくなったし自転車で何処までも、なんてのも良い季節でありますよね。

さてさて、そしてやっぱりなんだかんだで一番気になるのは・・・「何を呑むやらGW?」でありますね。GWこそ、明日どころか明後日も明々後日もそのまた次の日も気にせず・・・呑みまくれるのでありますから。どどんと呑まなきゃ。そう、それも昼からですよ!正月に炬燵に入って雪見酒も洒落ておりますが、昼下がりから暖かい風を受けて若葉の中でクイッと・・・なんてのも、正しいお酒の呑み方ではありませんか。寒さにも暑さにも邪魔されず、明日が来ることもない穏やかな日々に呑みたいお酒といえば。。。

日本酒であれば冷(常温)で軽快且つ呑み飽きしないお酒。ああ、また田酒の特別純米が口の中にじんわりと・・・まだ呑んだことのない鳳凰美田や飛露喜なんかもどうなんだろう。呑んでみたいけど、5月の息吹には凱陣と風の森はちょっと重たいイメージあるかなあ・・・

翻りまして焼酎。これは・・・あらかじめ割り水した焼酎でしょうか。蔵元の水で割っている佐藤の「ころころ小六」なんかもよいですよね。「川越」のホンノリとした甘みも季節的に合うような気もするんですが、でもやはり温めてこそ甘みが出るのが芋焼酎だから・・・あ、ふだんは呑まない黒糖焼酎なんてほうが、常温でも甘みがサラリとしてて、いいかもしれないなあ。いやいや困りました、どうしましょうかね・・・

GWには、是非温かい日を選んで木陰でのんびりお酒でも。大勢でも2人でも、はたまた1人でも。まだまだあと2週間ありますが、お酒選び、そこから楽しんでみようではありませんか・・・

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2006年4月12日 (水)

歓喜!天寶一よ!

昔から、結構「やっちまった」系の性格である。入社して以来「詰めが甘い・・・」と言われること度々。ま、わかっちゃいるんだけどね・・・ってことで、本日。本来なら健康診断最終日である。何と無しに午前中に会場に向かって行けばよい・・・という風に余裕に考えていたけど、その考えは甘かったらしい。性別上男性は午前中は午前中でも10時10分には受付を済ませねばならなかったらしい。。。せっかく昨日禁酒したのに。2日連続肝臓を休ませるとずいぶんと違う、という説を信じて日曜も禁酒したのに。というわけで、本日は健康診断を受けることは適わなかった。っていうことで・・・自棄酒じゃ~~!!

なんて、逆ギレするような性格ではありません。反省反省、わが身を振り返り明日に活かさねば・・・

なんて性格ならこんな風にはならん。

ってことで、今日は天寶一。おいらの無念さ(?)を受け止めてくれ~い!純米大吟醸の「せめ」。生で生なんである。火入れ一切無しってことですかねえ。3月末に開けたけど、まだ燗ではちょっと硬いなあ・・・って思ったんですが、今日で約2週間程。その味わいはどうなんだろう。きっとこのお酒は生酒といいつつ空気に触れて熟成が進めば・・・と密かな期待。

空気に触れれば触れるほど旨い酒がある。例えばその筆頭は「風の森」。時々新橋で夜は居酒屋というところでランチをしていると、ふとそのお店の夜の一面を感じることがある。そう、人々が機械的に食事を腹に入れるというよりも、何かを吐き出すように、または何かむさぼるようにお酒や食事を興するところ。燗酒が旨いなあ、食事も進んじゃうなあ、なんてところ。そんな場所に芯の強い酒がとてもとても似合う、そんな処。

当然自分の好みでの勝手な判断なのだけど、この天寶一の純米大吟醸はどうなんだろう・・・自分の好みであるようなお酒であると更に嬉しいのに・・・なんて思って、今日は燗で一献。先週ちょっと呑んだ時はちょっと酸を強く感じたけど・・・

今日の天寶一は。。。嗚呼うまいぃぃ!燗ですよ燗!こうでなくては、日本酒はぁ!という感じ。いや~嬉しい。すごく旨い。ああ、きっと今週健康診断を終えていたら残りの7合程をきっと呑み干してしまっただろう・・・というほどの!

桜はまた来年という余韻を残しつつまた北へと去りましたが、ここには満開を一歩手前にしたような旨い酒があります。歓喜です。常温で生酒をちょっと放置するぐらいが旨い酒。いや~・・・来週、このお酒がどれぐらい旨くなるのか、とても楽しみです。

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2006年4月11日 (火)

健康診断前夜

目の前には、田酒・月の中・萬膳・真鶴・天寶一・萬年無濾過・悦凱陣・薩摩茶屋・八幡・・・好みのお酒や呑んでみたかったお酒がズラリ。ズドンと腹に響く銘酒あり、サラリと天の川に漂うような美酒あり。早く呑みたい・・・が、今日はお酒置き場の前にそっと佇むのみなのです。

そう、明日はいよいよ年に一度の健康診断。去年はγ-GTPの値が・・・。あまりに悪すぎてちょっとショック。元気な体あっての美味しいお酒ですからねえ。しっかし、良くなる可能性・・・ないわなって感じ。今年も良く呑んで良く食べました。ま、それにはそれ相当の代償ってのはあるわけで・・・。っていうか、もう少し痩せないとな。もう少し体を動かそうっと・・・。

ま、今更なるようにしかならんですからな。結果が出るまでは楽しみましょうかね。

萬年無濾過。この芳香さの中にまみれてみたいの。

悦凱陣。呑んでやるぞと勇ましく。

月の中。僕をそこまで連れてって。

萬膳。うまい、ただそれだけなんです。

八幡。あなた無しでは生きていけません。

・・・怖くて待ち遠しい明日の晩。

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2006年4月10日 (月)

お酒と人も温かいのが一番!

みなさん、こんばんは。

いやいや、週末の金曜は美味しい料理とお酒を・・・もう・・・たんまりと・・・嗚呼・・・染み入るほどに・・・おお・・・頂いてしまいました・・・ングッ!

お相手頂いたのは新川屋田島酒店の田島さん。私もその日は早く帰れるだろうという予測の元、私の会社に程近い田町の「すしかね」さんに8時半集合ということで。とっころが・・急遽打合せが入ってしまい・・・しかも打合せ場所は「すしかね」さんまで移動に1時間要する所。ということで、大・大・大遅刻。打合せをようやく抜け出せたのが9時半過ぎ。当然到着は10時半。ということは田島さんを一人で2時間も待たせるという・・・もうなんと謝ってよいのやら。私から誘っておいたにもかかわらず。この償いはいつか必ず・・・

とにかく、美味しい料理(いや、しかしほんと旨いの)とお酒を食べて呑んで、終電まで付き合ってもらっちゃいました。「すしかね」さんの料理ですが、さすが元・寿司職人さん、魚料理は生も焼きもリーズナブルなお値段でたっぷりと旨い!日本酒も燗でいろいろ呑んだぁ。焼酎も「萬膳」のお湯割りを。あの値段でこんなに萬膳入れてくれちゃうのか!?ってぐらいでしたから、もう遠慮なく頂きましたよ。

尾込さんや万膳さんの話だとかもいろいろしてもらいましたが、ほとんどの話の内容は至ってフツー。気軽に気軽に、お付き合い頂きました。近い将来、田島さんと田島さんの奥様と2人で切り盛りされるお店が楽しみです。今度は是非「柾」さんの所にも夫婦でいきたいですねえ。

お酒は、お酒を造られている方はもちろん、扱われている方や素晴らしい呑み手の方々とのフィーリングが私にとっては重要ですね。伊勢元さんや田島さんをはじめとする酒屋さん、森メやこのブログに書き込んでくれている方々との出会いがなければこんなに私もお酒を呑むことはなかっただろうなあ、・・・と思うと、お酒のとりなす縁に感謝・感謝であります。

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2006年4月 3日 (月)

安らかに。メジロマックイーン

初めて意識してマックーンに注目したのは、3連覇をかけた春天皇賞の前哨戦である『産経大阪杯』だったと思う。ほぼ一年振りとなるレースを楽勝したその姿に惹かれたのか、それとも単純に誕生日が自分と同じ4月3日ということを知ったからだけなのか、ファンになったきっかけは覚えていない。でも、「強い割には地味」「肝心なときには踏ん張りがイマイチ足らん!」というもどかしさも手伝ってか、馬券を超えていつも応援していたよ。トウカイテイオーとの再戦やレガシーワールドが勝ったジャパンカップとかに出ていればまた違った展開があったのかもしれないけど、そんな結果が伴わないところを含めて惹かれたし、あれから何頭ものスターホースが出てきたけど、私にとっての競馬におけるヒーローはあなただけでした。

『日本競馬史上初の10億円馬、死す』  

今日、あなたと私の何度目かの誕生日に、あなたが亡くなったという事を知りました。19歳という年齢まだまだこれから!と期待してましたが、やはりここぞという時にいなくなっちゃうんだなあ。

我が家には、最後のレースとなった『京都大賞典』を快勝した時のレースパネルが飾られています。按上は武豊、まったく危なげないレースでその年の秋のG1は全て持っていくもんだと思ってたよ。その最後のレースを終えてから何度も引っ越したけど、常に僕の部屋にはパネルの中の君の姿がありました。今は、君が残した『マイネルユニバース』と『エンプレスマティルダの04』で夢の続きを見ることとします。安らかに眠ってください。

合掌

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2006年4月 2日 (日)

田酒純米大吟醸とさつま寿40度でヌクヌク

今日は両親同士の対面式。エイプリルフールにやるあたりが俺達らしいと思いつつ、天気も良く穏やかな気候。桜も綺麗でほのぼの感たっぷりでありました。着物の着付けの為に彼女は一足早く会場近くへ行き、私は昼前ぐらいまでノンビリと。まあ特に緊張したわけではないのですが、周りの友人に聞いたところによると、結納やら食事会とかでの心配事は「沈黙」だそうな。確かに、ある程度緊張する場面だし厳かな雰囲気もあるしで、「●●ですよねえ、本当にもうねえ、ハッハッハ・・・」なんて社交辞令的な会話の後に来る沈黙・・・。ありがちですよねえ。しかし、我が家の場合は別。「父ちゃん、しゃべり過ぎないかなあ・・・」である。母が事前にかなり釘を刺したあったようで、最初の1時間ぐらいまではよかったが。ビールが入ったその後は相変わらずしゃべくりまくり。今日の主役は間違いなく親父だったなあ・・・。冗談ばっかり言ってたから何処よりも笑い声が絶えない3時間でありました。相手のご両親からも「お父さんのおかげで今日は楽しかったです」と言われて、ちょっとホッとしましたぁ。父さん、今度また大好きなビールを注ぎつ注かれつ、またゆっくりお話しましょうかね。

終わってからは、特に緊張したわけでもないのにどっと眠気が。杯を重ねたビールと気づかぬ緊張感から解放された後だったからでしょうか。今日の寝酒は、まずはとっておきの田酒純米大吟醸。これが今までで一番旨い!と思った銘柄です。なんといっても「慣れ親しんだ米の旨み」を感じるんです。その後はさつま寿の40度を温めのお湯割りで。これは昨年末の「さつま寿 旬」に通じる旨さ・・・。40度ではありますが、ロックより何よりお湯割りで呑むべきです。通常のさつま寿よりも末垂をカットしているからか、すごく甘みがあって旨いのです・・・

ということで、とても珍しく3日連続ブログアップしてみました。まあこれで『日記』の名に恥じないものに・・・なったかな・・・

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2006年4月 1日 (土)

知らぬは一生の恥・・・梅酒でも呑んで・・・

今日は朝から焼き鳥を楽しみにしていた。今夜は「ねぎま」、食すのである。大学の部活の同期であり主将を務めた奴が会社に行きながら大学院に通い、見事MBAを取得したというのでそのお祝い。後輩がこのお祝いの為に「ねぎま」の旨い店を予約してくれたというのだ。だいたいが私、焼き鳥ってやつが大好きである。いや、大・大・大好きなのである。会社は「汐留」にあるというと一見華やかなイメージを持つかもしれないが、私から言わせれば要は『新橋駅の裏手』なだけである。夜会社を出ると、新橋の『表口』から美味しそうな焼き鳥の匂いが漂ってくることもしばしば。皮、ぼんちり、ハツ、タン・・・濃厚なタレに絡まった焼き鳥を頬張ってのビールや焼酎はまたタマランっす。

で、今夜は「ねぎま」だという。スタンダードなこの焼き鳥をメインに出す店とは・・・。きっと肉厚でジューシーな鳥肉が甘みをほんのり含んだ葱を挟み撃ちにし、食べ応えもボリュームもタップリあるシロモノに違いない・・・。朝から口の中で弾ける「ねぎま」で頭一杯である。その為に昼はあっさりと蕎麦を食べて夜に備える。そう、焼き鳥好きは準備に余念が無いのである。

で、やってきました京橋の老舗『よし梅』。楽しみだ・・・あ、友よ、おめでとう。。。今日は「ねぎま」を思う存分楽しもうではないか!さ、まずは・・・お、お刺身からですか。コースですからね、いろいろまあついていることでしょう。次は・・・ん。煮魚ですね。うん、まあ旨い。しかし「ねぎま」はまだかいな・・・。最初からガツンと食えるのに。

『じゃあ、そろそろ「ねぎま鍋」、いきましょうかね!』と後輩。

・・・鍋?ねぎま、鍋に入れちゃうの?そりゃまた・・・フュージョンな料理ですな。でも俺は「普通」のねぎまが食いたい。単品で頼んじゃおうかしら・・・。ちょうど、女将さんらしき方が部屋に来た。鍋の具材を持ち込んでいる。

「あ、ねぎま、単品でもらえないっすか?」

こう言おうと思った。そう、その皿に盛られた物を見るまでは。・・・赤身?それ、もしかしてマグロの赤身ですか?

「その赤いの、なんですか?」

まずはこちらを聞いたところ・・・女将さんは何をわかりきったことを聞いているの?という風情で

「はい、マグロの赤身ですよ。うちはカマとお腹のところを使ってるんですよ」

はぁ・・・ねぎま、はどこに・・・?その時、私の頭の中では絶対に「単品でねぎまを下さい」なんてことは言ってはいけないという確信に近い思いを抱いた。質問を変えて、「ねぎま鍋っていつ頃から食べられたものなんですか?」

女将さん「江戸時代からあったようですね。昔はマグロは高級魚じゃない上にトロの部分はすてて赤身を食べてたんですよ。だから庶民の食べ物で、それを葱と一緒にして”葱マ(グロ)”鍋と言って食べられてたんですよ」

ぼくの「ねぎま」。ああ、幻のねぎまよ。かなり笑顔は引きつっていたのかもしれない。見栄っ張りな私が「そんなこと知りませんでした」なんてことは間違っても悟られてはならない・・・ねぎま鍋。ただし、実際はこれ予想を遥かに超えて大変美味しいものでありました。が、やはり大切なピースを失ったパズルの感はちょっと否めないなーと思ったその時。

「俺、ずっと”ねぎま鍋”って焼き鳥のねぎまが突っ込んである鍋だと思ってた・・・」

同期の主将だった奴は正直に答えた。そう、やっぱりそうだよな?しらんよ、”ねぎま鍋”なんて初めて聞いたって・・・でも、旨いよね。焼き鳥は食いたいことに変わりはないけど。

家に帰ってからは「一生の恥」スレスレもんにヒヤリとしながら自家製の梅酒を軽く一杯。ン~なかなか旨く出来たではないですか。明日は両家の両親を呼んでの対面式。本人同士より両親の方が緊張しているみたいです。これもまた・・・楽しみです。もし”ねぎま鍋”が出たら、ウンチク語っちゃうんだけどな・・・

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