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2006年5月18日 (木)

そんな昔のことじゃないですが

最近、引越しの準備をしつつあります。とりあえず新居は決まったから彼女は先に住んでいるのだけど、まだもうしばらく私は今の住まいにいる予定なんで、手で運べる程度の荷物を少しずつ移動。まあ引越しといっても住む街は変わらないので、現自宅から新居まで歩いて十分チャリで三分。そして運ぶものはもちろんお酒!そのほとんどが愛すべき買い置きの焼酎たち。こればかりは引越し屋さんにお任せするわけには参りません。万が一、パリーーン!なんてやられちゃったに日にはその場でヒョードル顔負けの顔面踏み付け・メガトンパンチの雨あられ。なんてこと、出来る訳はないので大切なものは自分の手で持っていくのだ。何事も自己責任、自己責任。

なんて、家のお酒置き場をゴソゴソと整理していたら、奥のほうから開封したけどほとんど呑んでない焼酎たちが。富乃宝山、魔王、芋麹芋3年貯蔵・・・など。芋焼酎って旨いらしいと聞いていろいろ買い集めた頃の焼酎。それ以前の自分にとっての焼酎はといえば近所の酒屋さんが『佐藤』を薦めていたから、そればかり呑んでいました。当時、酒屋での『佐藤』の謳い文句は「プレミア価格のものより断然旨い!」でした。しかし、何も知らない私はグラスに注いだ『佐藤』に熱湯をドバドバと注ぎ、そしてさも当然のごとく梅干を入れてよくかき混ぜてから呑んでました。当時独身だったT君もよく家に遊びに来ては、ビールに厭きた後にはこの佐藤の梅干割をよく呑んでたものです。もちろんこれが焼酎の至ってスタンダードな呑み方であると信じていたし、この梅干の酸味がたまらんなぁ・・・と思って呑んでました。甲類焼酎の『大五郎』との違いもよく知らないかったし、まあ正直な話、『佐藤』でも『大五郎』でも『佐藤大五郎』でもなんでもよかったのです・・・。酒なら。酔えれば。

それがあくる日、なんかのきっかけで「芋焼酎って梅干は入れるもんじゃない」と教わった。焼酎の旨さは梅干のスッパサと共にあると信じて疑わなかったその頃、『佐藤』をそのままお湯割りにして呑んでみたら・・・あれ、甘い。芋の匂いもほんのりとする。そして、なにより美味しい。うわぁ、美味しいぞこれ!!と、なってからは、早かった。どんどん呑んだ。どんどん買ってみた。甲類と乙類の違いもわかった。次は銘柄の名前も覚えはじめた。いろんな酒屋さんにも通うようになった。蔵元さんの話も聞いたり、いろんな呑み方を試したり、自分がどんな呑み方が好みなのか。わかったり、わからなかったり、勘違いしたままだったり。

今日、家の奥から出てきた焼酎は、その頃から芋焼酎のお湯割りにはまったけど、どちらかというとお湯割には向かないかなあと感じてそのままになってしまった焼酎たちです。ですが、自分にとってはそれはそれでいろいろと酒屋さんを廻ったりWebや本屋を巡って必死に手探りで自分好みのお酒探していたあの頃の懐かしい記憶と共にある焼酎です。何年ぐらい振りかに封を解いて、ぬるめのお湯で割ってみようかな。熟成も多少されて、新鮮さを思い出しながら呑むのも悪くない・・・かも。

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コメント

私の会社にも芋焼酎に梅干し入れる人がいます。やめて欲しいけど、偉い人なのでなかなか言えません。
てゆーか富乃宝山に箱なんてあったんですね。
今気がつきましたけど私のブログに富乃宝山がない!今更飲まなくても、好みの飲み方が解っているのでどうしよう?お金のあるときに買ってアップします。
封印した焼酎の封を解いてあげて下さいね。じゃないと焼酎ののろいが降りかかりますよ(笑)←私の行きつけの酒屋さんにいつも言われます

投稿: hamu | 2006年5月18日 (木) 22時03分

反対に、買い集めた頃の焼酎が残ってたらすごかったんですがね~。
ろかせずや寿原酒、寿中垂れ、萬膳の初期のものとかね。
今考えたら、売れないから300円ぐらいで掃かしたものも多々あります。もったいない~。その頃はこんなにブームになるとは思ってなかったですからね。
あと、黒糖の湯割りに梅を入れるとオツですよ。私には無理ですが(笑

投稿: an | 2006年5月19日 (金) 18時00分

hamuさん

お恥ずかしい過去をさらけ出してしまいました。
会社の偉い人には焼酎といえば梅干という人、多いですよね。まあ呑むのは好き好きですが・・・
しかし銘柄紹介の大家hamuさんのブログに富乃宝山がないとは意外でした。
もうすぐ中国出張かと思いますが、気をつけていってきてくださいね。

anさん

その頃から飲食店でいろんな銘柄を取り扱っていたというのがスゴイですハイ。村尾とかろかせずもありますもんね~。銘柄はさておき、anさんのお店でぜひ食事したいものです。
私も寿の原酒と中垂れはなんとか一本ずつ持ってますが・・・。先日大好きなお店で呑ませてもらった5年前の「流鴬」が・・・素敵でした。

投稿: のむりん | 2006年5月19日 (金) 22時31分

はいい~~っ!
中国でチンタオビールをたくさん飲んできます。
水が飲めないので、お茶と水とお酒で5Lぐらい持っていこうと計画しています。それだけで5kgです(汗

投稿: hamu | 2006年5月20日 (土) 22時54分

hamuさん

え、中国ではペットボトルの水なんて売ってないのですか・・・
そうなんだろうなあ。
お腹を壊さないように気をつけていってきてくださいね!

投稿: のむりん | 2006年5月23日 (火) 11時05分

中国でも水は売っていますよ。でも硬水(ぼるびっく以上)なので、とてもじゃないけど飲めません。お茶には全部砂糖が入っています。ものすごく甘いです(泣)。ずっと飲んでいるとだんだん悲しくなってきます。
自分を保つためにも日本の水が必要なんです。

投稿: hamu | 2006年5月23日 (火) 22時28分

え、そんな硬水あるんですか・・・
きっと『清潔』な水なら、日本でもダイエット用に売れない・・・かな。
お茶は砂糖入りかあ・・・ウーロン茶も日本が高級茶葉買い占めちゃっているらしいですね。ま、それは関係ないでしょうけど・・・

投稿: のむりん | 2006年5月24日 (水) 01時20分

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