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2006年8月27日 (日)

甘露であります

『土曜日』。この、1週間の中で最も有意義に過ごすべきこの一日を、いかに過ごすべきか。それにはスタートダッシュがまずは大事、休日とはいえ朝早く起きよう・・・!そして外に出て何か体を動かしたり買い物に出るのもいいんじゃない。もしかして何か出会いがあるかもしれない。こうみえておいら、道を歩いていると年配の人や子供に声をかけられる率が結構高い(その中間の若い女性、ってのがない)。公園に一人いれば、どこぞのお子ちゃまが寄ってきて、「おじさん、野球のメンバー一人たらねえんだけど」と。ダレがおじさんじゃい。その他にもローラースケートをはいた女の子に請われ、それに慣れるまでずっと一緒に練習に付き合ってたこともあり。そう、外は出会いの宝庫。まずは、部屋から外に。書を捨てて、街へ出よう(パクリ)。

なんて前日の夜ぐらいまでは思ってたんだけど、やっぱし平日の疲れを癒すのが休日の睡眠であるわけで。目覚まし、止めた記憶すらないんだけど起きたときには無情にも針はAM11時です・・・。トホホ。奥さんは午前中は仕事に出ちゃっているしなあ今日という一日をどうすごすべかなあと酒の抜ききれない霞がかったような頭の中で思いをめぐらせていると、奥さんから「銀座で冷麺が食べたい」という携帯メールが。お~これぞ救いの神よ、迷うことなくホイホイいきますと返事。じゃあ今日一日はそれにかけましょうかね。。。ということで有楽町駅で待ち合わせていざ『ぴょんぴょん舎』へ。まだ昨晩の酒が抜けきらぬままボボーッと店に向かうと、なんと長蛇の列。え、冷麺食うのに一時間も並ぶんですか・・・。が、『グルメ』こそが活力の我々は、そんなことには怯まず。ガッツリ並んでガッツリ食べてきました。いや、これは並ぶ理由が分かりますね。特にビビンバとチヂミの旨さときたら!うわあ、並んでいるのが90%女性もしくはカップルですが、これは並ぶのも分かりますねえ・・・。

2人とも大満足して銀座から新橋へ抜けて山手線へ。お次は上野へレッツゴー。まずは酒屋さんによって『悦凱陣』を。個人的に好きな『日本酒四天王』の一角を占めるこのお酒。田酒にも、天寶一にも、風の森にもない複雑系な旨みというか「濃厚」という言葉では足りないほどのフルボディなお酒。焼酎の『村尾』や『八幡』が大好きな人で日本酒を試したい人には、是非このお酒を呑んでもらいたいなあ。米の甘みの上下バランス(というのかな)の中では、中位の所に位置するんだけど、そこでドッスンドッスンと響いてくる感じです。なんていってもわかるわけないっすね。是非呑んでみてください。あ、是非燗も試してみてくださいね。味わいがまた生きますよホント。

でも今060826_221801日は、悦凱陣はちょいとお預け。今宵は・・・芋焼酎『甘露』を呑もうと決めていたのです。外呑みは別にして、家でゆっくりと呑むのは今日が初めて。芋焼酎といえば、やっぱり南薩の焼酎の寿・八幡・薩摩の薫なんかが大好きなことはなんども公言している通りなんですが、その次に好きな地域といえば「種子島」の焼酎なんざんす。味わいは、まさにドッスンと腹に響くような南薩のものとは違うんですが、それよりは心なしスッキリとした甘みを保ちつつ、それでも後味はフルーティーに逃れることなく芋としてのストレートな甘みがどこまでも伝わってくる。そんなところが好き。例えば最初に八幡とかを呑み始めていて、ちょっと重くなってきたかなあなんて思ってこの『甘露』にスイッチすると・・・すんなりと引き継げます。『八幡』の後に『萬年』だと更にウプッと来るし、その他の焼酎だとどこか物足りなく感じてしまったり喉に引っかかったり。でも、この『甘露』は、ちょっと軽めのところでストレートな芋の旨みが伝わってくるから、安心してこれにスイッチできます。薄めにしても、味は崩れないところも評価が大きいところ。『南泉』もそうですが、気の置けぬ友人と一緒に呑んじゃってたら、ずっとずっと呑んでいけてしまいそうな・・・気もしますねえ。それにしてもウマイ。甘露はウマイねえ。今日の出会いはこの『甘露』かなあ。それならまあいか。それにしても、今宵も呑んだなあ。明日は、何時に起きられるかなあ・・・

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2006年8月26日 (土)

金曜日の夜21時

けして、サイモン&ガーファンクルの曲名をパクったわけではございません。

とにかく、金曜の夜21時なんである。会社出た後に、さてさてこのあとどうしたもんかなあと思ったわけです(なんとまあ、幸せなことですね)。彼女は(あ、奥さんか)呑み会とやらで横浜の方へ。じゃあ、今日という金曜の夜は自由なわけなんです。会社を出て新橋の方へ向かうも、サラリーマンの聖地は芋洗いの如く、つかの間の開放感に浸って幸せそうな顔をしたおっちゃんが一杯。それはそれで引き込まれそうだったけど、やっぱおいらはおいらの聖地へ。その”サンクチュアリ”こそ、、『酒屋』さんであります。今日は、日本酒の会以外ではなんと半年振り(!)の伊勢元さんのところへ。

今日は「氷清」シリーズの『白瀑』と『田酒』を、そしてあの『田酒Tシャツ』を購入しに!行ったのであ~060826_001201ります。最近飼い始められたというスズメの話とかで1時間以上費やしちゃいましたけど、そういうのが楽しいじゃないですか。お酒の話題もそうでないのも、ひっくるめて楽しめた金曜の夜21時なんでありますから。もちろん、家に帰ってからのお酒もウマイ、ウマイ!

氷清シリーズは、もはやコメント不要。ロックで呑むお酒?違う違う、これこそチビリ、チビリと燗でやるお酒ですよ・・・。ふほほ。『白瀑』なんて、にごっちゃってやんの。燗にしたらうまいのなんの・・・うわぁ、ホクホクっていうのかホッコリというのか、もうウマイのウマスギルの、ドシタライイノって感じ・・・ですよ!その他、以前購入した『田酒純米吟醸』を。もう、ヌル燗の旨さは特筆もんです。一合瓶に詰め替えて常温放置したものと、冷蔵庫のチルド室(お酒専用の!)の保存品との呑み比べは・・・ああ、常温放置のものは琥珀の色がとても映えるように、燗にするとどことなく艶っぽくて。その点、チルドで低温保存したものはまだまだ透明に近い黄金色。燗にするとツヤツヤと滑らかな印象。ま、口に含んでしまったら両方とも口の中からジワリと幸せを体中に運んでくれちゃいますけど・・・ね。無濾過で原酒で生のお酒もいいですけど、こうした通常の火入れのお酒ってのも、ホッとさせてくれますねえ。しかも大好きな田酒ときちゃえば。ねえ。

伊勢元さんのところでは、9時過ぎから11時過ぎまでついついお邪魔しちゃいました。2時間!あっという間でしたねえ。奥さまも交えて、お酒の話より最近近所で救出して家で飼い始められたという「スズメ」の話の方がながかったかもなあ・・・。閉店時間を大幅に過ぎて居座ってしまいましたが、まあ金曜の夜21時はそういうマジックもありということで、ほんと良い時間を過ごせました。

さあ、今宵はまだまだ、燗にしたお酒をスルリスルリと、滑らかに体にすべりこませていきましょう・・・

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2006年8月19日 (土)

お~い・・・

あっけなく、バレマシタ。会社の同僚に、バレマシタ。何がって?テヘヘ。このブログ。テヘ。

っつ~か、唯一知っていた(まあこれも偶然バレタんですが)会社の先輩がよりによって朝礼のスピーチで言うんですもの。いくらネタがないとは言え、まさか「気づき」をテーマに発表だからってちょっと無理やりですよ。ねえ?ま、そうはいっても題名とか言われてないから大丈夫かなあと思ってたのです。なんておもってたその二日後、同僚がスリスリと僕の席に来て「エヘ。見ちゃった。のむりん(ハート)」とな。なんで、わかるかなあ・・・。。。のむりんの名前は伝えてないはずが・・・。ま、いいか。読んだからには、是非美味しいお酒を呑んでもらいますぜ~。

さてこの一週間、お盆中ということもあって電車も空いていて快適だったなあ。あ、無事に彼女と入籍もこの間済ませました。本当は、入籍のときとか入籍前夜の最後の独身のことを記念して何か書くかあと思ってんたんですが、結局普通に家で食事してお酒も呑まずに寝てしまって何もかけず。まあ、こんなあっけないもんなんでしょうか。本当はその時のために『流鶯』と『田酒』を呑もう、呑み方も酒器もいろいろとこだわろうと思って思ったのに・・・。ま、ゆるゆるといきましょう。

今日はこれから彼女の家にお泊りに。僕の酒好きを知ってくれているあちらのご両親は、夜はお酒と魚がとても美味しいところに連れて行ってくれるのだとか。あまり呑めないご両親なのに、本当にありがたいことです。その上なんと先日は『萬膳』を持ってきてくれました。おお!

ということで、景気づけに?田酒の純吟をお猪口一杯口にして、いざ鎌倉。行って参りま~す。

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2006年8月14日 (月)

お盆ですね

お盆、ですね。妹と共に実家へと帰るべく土曜の昼過ぎに台風のごとき雨が降る中で山手線に乗り込み、雷が鳴っているなあすげえなあなんて小学生並みの感想を妹に述べてたら、突然「バチッ」と音がして山手線内の全ての電気が消えた。シーンと静まり返る車内でしたが、ちょうど山手線は秋葉原の駅のホームに滑り込んでたところで、かろうじて我等兄妹が電車を乗り換える予定だった駅には着いてくれたのだけど、どうやらその後4時間近く止まっていたようで・・・このお盆の時期、ずいぶん打撃を受けた方も大勢いらっしゃったのではないでしょうか。(いやそれにしてもなんの乗り継ぎ電車もない鶯谷あたりで止まられた日にはどうすりゃいいというのか)

私たちはそこから一時間もたたずに実家へ到着。家族以外にも庭でなっているトマトや枝豆が歓迎してくれてます。やっぱし、まずはビールで。田舎に帰ると、やっぱりなんだかんだで最初ぐらいはビール呑まないと、という感じになるのは、何も一緒にいる父がビールしか呑まないからってわけではないのですけどね。

夜、家族揃っての食事の時はほとんどが自分の結婚式に親戚のダレが出てくれるとか出られないとかの話だったんですが、私が生まれる前に既に鬼籍に入っていた父方の祖父の今まで聞いたことのない話(いかにモテた爺さんだったか)とかも出たり、何度となく聞いた自分の子供の頃の失敗話(たのむから毎年繰り返すのは勘弁してくれ)とか、まあなんとなくこれぞお盆という夜を過ごせましたね。

開封した焼酎は「薩摩の薫」の35度。70度ぐらいのお湯に少し垂らすと、ふわり立つ湯気の匂いから「ああ、こりゃ旨い焼酎だ絶対に自分が好きな焼酎だ」というのがかなりの手ごたえでわかる。不思議なことに(自分のことなのですが)、「純黒」で芋焼酎にハマリ、南薩の焼酎が大好きで、しかも白麹のお湯割りに目がないって割には、実は家でゆっくりこの銘柄を呑んだのは初めてだったりして。外ではなんども呑んでますが、やっぱりお店で出されるお湯割には「相性」があって、グラスに触れないほど熱いような「薩摩の薫」を出されて味わえと言われてもねえ・・・。が、ようやくゆっくり家で呑めました。うわ、やはりウマイです。安心の味。ホッとする味。温かくて舌に滑らかにすべりこんでくるような芋焼酎を求めている今となっては、「純黒」よりもこちらの方が自分の好みのようですね。それに、35度というのも、良いのかも。お湯に垂らすにしても、25度のものとは香りは決定的に違うような気がするんですよね。。。そして、八幡の35度との呑み合いも是非してみたい・・・と思ったことは言うまでもないことであります。

お盆には、実家で優しく温かい「薩摩の薫」を。もう勝手に定番化、ですね。

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2006年8月 6日 (日)

たまにはキンキンにしよう

ようやく夏らしい週末でしたね。今日は昼過ぎに目白から池袋まで彼女と散歩を兼ねて、披露宴二次会の場所選びに。お目当ての所でランチを取りながら、お店の雰囲気を確かめる。店員さんの振る舞いなどにも目を光らす。料理の味も吟味。ご・う・か・く!ですがな!ここにしようっと二次会。と、意見も一致。駅から近いし安いし旨いし。お店の雰囲気も店員さんも素敵な様子(何よりこれが大切)なので、文句なしです。

その後は目白庭園を覗いて家に帰ってきたのは2時半ぐらい。今日は暑いし、午前中の洗濯物も乾いたから、もう一回洗濯機を回してゆっくり部屋を掃除して読書でもしようか、でもその前にカキ氷も食べたくなったねということで、家でガリガリと氷を削る。夏だからやっぱりカルピスをかけると旨い。さあ一休みしたらいろいろと取り掛かろうかと思ったけど、食べ終わったらいきなり体が重くなった。まぶたも重くなった。なんじゃこりゃ、暑い最中に急に冷たいものを体に入れたから全身だるくなったのかと思って彼女に話しかけようとしたら、彼女はもうクッションを枕にラグの上でスヤスヤ。うわ、なんか小学校時代にプールから帰って家でアイス食べてたらうたた寝しちゃってたあの頃に戻ったみたい・・・なんて考えているうちに、夢の中へ。なんか覚えてないけど幸せな夢を見てたような気がする。

気づけば、もう夕方。彼女は一足先に起きて少し部屋を片付け。じゃあおいらは、ゆっくりと食事の支度に。今日は生タコね。吸盤をまな板にくっつけて、身(足かな)を包丁で切る。ただ、生だと彼女はちょっと食しにくいと言うから、ちょっと一工夫。水を鍋に沸かして熱湯にし、タコをお湯にぶち込んで3秒待ち、直ぐに笊に上げて水洗い。ちょうど外側だけしっとりと硬くなって中はナマナマ。そんでもって梅干を細かくタタキ、そこに削りたての鰹節を混ぜる。これをソース代わりに、食すと・・・ああ、いいですね。

今月は何かと入用で予算がなくて、生タコを除けば冷蔵庫の中身を洗いざらい使ったような食事が多かったですが、、、どう、食事は?タコ美味しい?そう、良かった!今日のお供は熱燗にした「風の森」。でも、酒好きといいつつ、燗一辺倒ってちょっと勿体無いかもなあ・・・と実は常々思うところもあったので、今日はちょっと変えても見た。燗にした酒を、改めて氷の中につける。もちろんそのまんまじゃなくて、氷水を張ったお椀に錫製のお猪口を入れておく。1分でもうお猪口はキンキンです・・・手で触ると底冷えするよな感触が伝わってきます。そこに、燗にした酒を注ぐと・・・音は立てず、湯気がもわわぁぁぁと立つ。音は、たちません。でも、目を閉じると聞こえないはずの涼やかな音が聞こえるような。まだ冷たいお猪口を右手の親指と中指で支えて口に含むと・・・ああ、今までに味わったことないような味だ!燗で開いた酒の花が、そのままの旨さで冷酒になったみたいだよ。これは旨いなあ。これはいい!これなら、燗酒以外で夏もいけるかなあ。

今度は先日もらってきた、あの芳香で有名な日本酒や山田錦の焼酎もこれで味わってみたい・・・!と思ってます。どうせだからね。夏はそれでいくかあ。といいつつ、半分以上はまだまだ燗で呑んでたけど。だって燗は例えれば咲き誇った「花」ですからねえ。「花」はそのまんま愛でるのが、美味しい。でもまあ、たまにはね。今日は、いい日曜を過ごしたなあと我ながら満足です。来週以降も素敵な一日一日を送れる為に、今宵も美味しくお酒を呑もうっと。

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2006年8月 5日 (土)

美味しくない・・・

暑いなあ。暑いですなあ。ようやく、夏らしくなってきましたね。でもまだまだ、地面から”もわわぁぁ”と立ちのぼるような熱気にはもう一歩。いや、そんなの来なくていいし待ちわびているわけでもないのですが、太陽がアスファルトに照りつくようなものが夏・・・というのが、ここ東京で感じる季節感という感じもしますねえ。

夏だから冷酒も呑まれていることでしょう。昨日はお店でお客さんに接待。囲炉裏で燻製とかを目の前で焼くお店だったから暑いというか、熱い。ビールのあとは日本酒。燗酒行きましょう!と言ったけど、当然の如くみんなから却下されてショウガナク冷酒。。。まあグイグイ呑みましたわ。しかし、お酒ののせいではないのですが、途中から笑えないぐらいかなり険悪のムードになってしまい・・・自分がトイレに行ってたわずかな隙に、お客さんをあそこまで怒らせるか、隣に座っている課長さんよ!!お客さん泣いてるぞ!?フォローしきれない自分の情けなさも感じもしましたし、「ああ、まずい酒の場にしちゃったなあ・・・」と大反省。反省しきり。お客さんをタクシーに乗せて一緒に帰った1時間、車中の時間は永遠に続くんじゃないかとさえ思いました・・・。はぁ。酒は、楽しい酒にも悲しい酒にもなるんだなあと、身にしみて感じました。それをどうするのかは、そこにいる人間次第ですね。営業としても、酒呑みとしても情けない夜でありました。

家に夜2時ごろに帰った後は、焼酎の薄めのお湯割りで。「河童の誘い水」これは一年前の接待の時に余ったのを頂いたもの。芋の味は薄めでも、風味が優しくてほのかに甘い。この時は、いまだ心に残るお酒の場だったんだけどなあ・・・。あの失態は、これが燗酒だったらこんなことにはならなかったのに・・・なんてことはいいませんが、やっぱりさしつさされつの燗酒っていいもんですよ。暑い最中ですが、温かくいきましょうよ。仕事は厳しくてもいいから。

まあそんな美味しくないお酒もありました。

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