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2007年1月 9日 (火)

名もなき詩

ほんの百年とちょっと前かあ。
白虎隊のドラマを見ながらの感想ですが、ついついため息をつくしかないですね。

昨日は珍しくうちのまるちゃんもこの白虎隊に見入っておりました。
新撰組と赤穂浪士の区別もつかないまるちゃんがなぁ、と思いつつ、
(ちなみに我が家は夫は文型 妻は理系を地で行っております)
実はこのまるちゃんの家系は会津武士とは切っても切れない関係。

歴史どころか家系にも疎いまるちゃんに代わって「おじいちゃま」と
妻方の親戚一同に称されている方に一度お話伺ったことがあります。
まるちゃんの曽々祖父に当たる方が、会津武士。
その父は会津藩の家老を勤め、日新館の学頭まで勤めていた方。
ご本人も日新館に入学し、白虎隊にも編入されながら一年幼少という理由で
白虎隊として戦には参加できなかったが、戊辰戦争の際の篭城戦には
加わったという。
しかしながら、そのご実家の女性にあたる方はご自宅で自害をなされたとも
聞きました。
ドラマでも描かれた、自害を試みて息も絶え絶えのところに家に乗り込んできた敵方に「敵かお味方か?」と聞いて、敵方が「味方だ」と言って介錯してもらった話は、その祖先の話としてそのまんま聞いてもおりました。

今回、改めてテレビで白虎隊を見て自分の中にその祖先の血が流れている
ということを認識したまるちゃん。
それはそれでとても良いことであるのですが・・・
一緒にバーゲン狙いでデパートに行こうとして「何時に家を出ようかぁ?」と
聞いても「10分後に出陣じゃ」という返事が。
出陣とな・・・
また、昨日池袋の東武で「雁木」の試飲会があったので呑ませてもらおうと
したところ、まるちゃんに「それは敵方の酒じゃ」と睨まれてしまいまして。
パンフレットを見ると確かに山口県岩国市のお酒。
(後から調べると昔の岩国と長州はまた違うらしいのですが)
「そうじゃな」と返すのが精一杯。まるちゃんの目は星飛雄馬のように燃えておりますから。。。

じゃあ晩酌も当分は会津もしくは福島のお酒にしないとな・・・
しかしあるかなあ。とゴソゴソとお酒置き場をあさってみますと・・・
お、、、あったあったありました。
でも、それは名も無きお酒。
福島のお酒らしいということはわかってますが、そこまで。
ラベルも何もありません。
王冠にあるお酒の名前をネットで検索しても・・・
なにもヒットしません。
もうずっと前に潰れてしまった蔵元さんのお酒で、本醸造のお酒を11年寝かせた
ものだそうですが、とある酒屋さんより一本譲ってもらったものでした。
深い色合いは紹興酒を思わせるほどですが、温めて呑んでみると・・・
もう、なにもかもが落ち着いた味で、これを呑んでみるとそれまで見ていた
風景が全て変わっちゃう気がするぐらいの味わい。
喉には全く引っかからず、すぅぅっと口の中で消えていくかのような気さえします。
もはや二度と手に入りませんが、こういうお酒もあるんですね。
名残惜しんで呑むお酒になりそうです。

戦では名を残して死んだ方、そうでない方も、等しくそれぞれ家族や歴史はあったのでしょうね。
今日でわずかばかり残っていた正月気分もようやく消えました。
3連休は美味しいお酒を体全体で呑んだからなあ。
明日から、少しずつ正月ボケを解消しながら頑張ることになりそうです。

しかし、時がたつのは早いってもんですね・・・

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コメント

私も白虎隊見てた。何回聞いても胸が痛くなるような話ですよね。会津に行ったときもその少年達の肖像画(っていうのかな)が飾ってあって、ますます切なくなりましたっけ。

しかしまるちゃん面白い♪
これをきっかけに歴史好きになったらいいですね~

福島もいろいろお酒あるから、揃え始めたら結構ハマったりして。

投稿: hirorin | 2007年1月 9日 (火) 11時06分

“白虎隊”、泣きました(T_T)
中学の時修学旅行で福島へ行き、武家屋敷
など見て回ったのを思い出しました。
まるちゃん、白虎隊見て武士の血が騒いだ
のかも。

名も無きお酒…もう手に入らないと思うと
余計美味しく感じますよね。

投稿: まーや | 2007年1月 9日 (火) 17時49分

白虎隊は向こうに感想載せてますので宜しくです。
長州は賊軍のオイラからすれば天敵ですよ(笑)なんて言っていたら薩摩の芋焼酎も長州の日本酒が飲めなくなっちゃいますね。飲み込んでやるとも言えるか(笑)

で、会津といえば飛露喜でしょう。のむりん様には早く飛露喜を味わって欲しいな。

投稿: 弁慶 | 2007年1月 9日 (火) 23時33分

「10分後に出陣じゃ」
「敵方の酒じゃ」
 …激しく笑いますた!!!
 まるちゃんさん、最高です☆

 のむりんさんご夫婦はきっと笑いのセンス
にあふれた生活をしているんでしょうね~
 そういう部分での相性、呼吸が合う、
そういうのってとっても大切で、なかなか
得がたいものだという気がします。
 うちも、ときに衝突はありますが相方の笑いのセンス?
に飽きがこないから、続いていけてるような
気がしてきちゃいます(笑

投稿: りえぞ | 2007年1月10日 (水) 22時44分

hirorinさん

実はまだ会津には行ったことないんですよ~
まるちゃんもまだ行ったことないって!
今度行ってこようかなあと思ってます。
あの戦争のあおりで、会津までの交通って本当に不便なんですよね・・・

まーやさん

いや、熟成酒好きにはたまらないですよ・・・
喉にひっかからずに奥へ奥へと消えていきます。でも、端麗なんかではなく味わい深い。
酒屋巡りがいろんな意味で楽しくなってきました!

弁慶さん

お、ミクシーも見させてもらいますね!
飛露喜はホント意外なぐらいに家で呑んだことないんですよねえ・・・
お値段も結構手ごろですよね。
今度じっくり呑もうかなあ。

りえぞさん

そうそう、笑いのツボってスゴク重要ですよね~。
そこがキッカケだったなあとも思います。

しかしいつまで会津魂が続くのか、ちょっと不安だったりして・・・

投稿: のむりん | 2007年1月11日 (木) 01時36分

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