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2007年2月24日 (土)

悦凱陣 攻めブレンドですが①

・・・苦い。
・・・硬い。

これ、悦凱陣「攻めブレンド」の開けたてを燗で呑んだ正直な感想っす。
H16BYの神力、山田錦、八反錦、雄町、五百万石、亀の尾、オオセトの責めをブレンドしたというこのお酒ですが、まだまだ呑み頃は先なのかな?
僕が凱陣を好きな理由って、日本酒度が高くてもどこかにほんわりとした甘みを感じられるところなんですけどね。
舌の奥の方で踊るようにズズンと味が乗るところ。
こいつはまだまだちょいと、うぅ、苦いぞ。。。

先週の木曜日に赤坂の「まるしげ夢葉家」さんで呑んだ凱陣の本醸造は旨かったなあ。
甘みも旨みもドッシリしててタップリでね。
純米系を寝かせて出した甘みとはまたちょっと違うような気が(あくまでもそんな気が)したけど、やっぱ旨い酒は旨みがある酒だなあと思うんだにゃ。
ああ、また呑みにいきたくなってきた・・・(ここのチャーハンも絶品なんだよなあ・・・)

でも複雑系な旨みのある凱陣の責めのブレンド。
楽しみであることに違いはなくて。
半合ぐらいずつをチビリチビリ呑んで、いつ頃が呑み頃になるのかをよくよく味わうことにしま~っす。(続きは、いつか書くであろう『悦凱陣 攻めブレンドですが②』で)

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2007年2月23日 (金)

改めて、お酒って

運がいい男だなあ。
幸せな男だよなあ。
と、思ってます。
あ、自分のことです。
ストレート過ぎますかね。テヘ。
いままで付き合ってきた友人の中で、総合的に「ああ、こいつは俺より運がいいわぁ」と思った人は、過去2人。
1人は、残念ながら亡くなってしまった友人。
もう1人は、なんだか働くのも辞めて学生しちゃっているようですが。

そんでも、こと『出会いに恵まれている』という点に関しては、やっぱりおいらの方が上なんです。
っていう自信が満ち溢れるぐらい、いままでいろんな人との出会いに恵まれて、支えられてきました。家族、友人、触れ合う人々。
ほんと、芳醇で豊穣な出会いよ!

今日、楽しかったっすよ呑み会。
鹿児島からの初対面の方は、えーと。「ろかせず」さん。無濾過な方なんだそうです。
その「ろかせず」さんを交えて、トリックスターさんと池の鶴さんと4人で赤坂。
年齢は見事にバラバラ。
でもそんなの関係なく、「まるしげ夢葉家」さんの食事とお酒の旨いこと旨いこと。
来店するのは一年以上ブリなのにおいらのことを覚えていてくださった店主さんは本当にステキで、「真鶴」の割り水燗や「凱陣」のお燗・・・お猪口は辻村史朗さんのをさり気なく渡してくれちゃんだもんなぁ。
いいよなあ。

こんな人になってみたい
とか、
こんな人ステキだよなあ
とか、
今日は楽しかったよなあ
という思いを共有できる人。
そういう人との触れ合いや思い出で自分の中を埋めていきたいです。
自分にとっての『お酒』って、まあ接着剤みたいなもんなんです。
ステキな人との出会いを結び付けてくれますから。

今日も明日も明後日も。
美味しいお酒を呑ませて頂きます。
その美味しいお酒はまた新たな出会いを運んでくれますから。
そしてますます僕は、美味しいお酒と出会いを、生ある限り繰り返したいなあと思うのです。

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2007年2月18日 (日)

月と彼と、月の中

本日は大学時代の部活の同期で主将だった友人の結婚式。
ほんと、エエ結婚式でしたなぁ。
式の最中、2人の小さい頃の写真をビデオ形式で流して会場が暗くなっている間にお前がちょっと泣いてるところ、見たでぇ。
涙に気づいた奥さんが優しくお前に手を掛けてくれてね。
なんだか誰も見てない一番いいシーンを垣間見ちゃった気がしました。

よければ二次会を企画するって言ったんだけど、「(結婚式は)シンプルにやろうって嫁さんと決めたからさあ」とやんわりと断りを入れられて、披露宴後は他の仲間とちょっとだけ呑んで珍しくのんびりと解散。

じゃあ、なんか家でゆっくりと旨い酒でも呑むかあ、とお酒置き場をゴソゴソと。
お、『月の中』なんかうまそうじゃない。
といっても今日は月も出てないし彼の結婚式とのエピソード感にも欠けるなあと思いましたが(別にエピソードなんて要らないだろうというツッコミはさて置き)そういやあちょいと思い出しました。
あれは大学3年生のとき。1月3日の深夜24時。
毎年恒例の正月合宿の準備で合宿所に入って、グライダーを飛ばすために使うスクラップ同然の自動車の整備をしていたのですが、どうにもこうにもエンジンが動かなくて。
本来なら22時には消灯のはずなのですが、この自動車が動かないことには全く練習も出来ないからと徹夜覚悟で悪戦苦闘してましたが、ウンともスンとも言わずで一人途方に暮れておりました。
とはいっても、正月のこの時期に修理に来てくれるところはなく・・・
体育会特有の厳しさもあって『車が動かないんじゃしょうがないじゃん』ということでは済まされなくて、おまけに先輩も後輩もコーチも正月返上で全国大会に備えているわけだから自分のせいで明日練習が出来なかったらと思うともう気が狂いそうに。(ああ、青くまだ若かった頃です)
そう、まだまだ学生の自分にとってはこんなに困り果てることもないだろうと思うぐらいに途方に暮れていて、ボンネットの上に寝っころがって煌々と光る月を一人ただ呆然と見上げておりました。
寒い寒い夜空に映る月は大きくてまん丸で、とても澄み切っていて。
そんな月を眺めながら「明日どうしようかなあ」なんて思っているところに、合宿所から眠っていたその他の同期を起こして引き連れて来てくれたのが、彼。
「どうした」何てことも言わずに皆で車をゴソゴソと整備しはじめてくれて、それからボンネット開けたりスパナ片手に車の下に入り込んだりして悪戦苦闘すること2時間。
一人で「どうしようもねえなあ」と諦めていた車からキュルキュルとエンジンが鳴りはじめ、やがて耳に心地良いほどのエンジン音を夜空にふかせてくれました。

僕の記憶は、そこでお終い。
みんなにどうやってお礼を言ったのかすらもまるっきり覚えてなくて、どうやってみんなで布団に入り込んだのかも全く覚えてなくて。

でも、煌々とした月明かりに照らされて、彼を先頭に眠い目をこすりながらみんなで車の修理をしていたシーンと、あの時見上げたまん丸の月だけはハッキリと思い出すことが出来ました。

あ、今日の友人代表のスピーチ、どうせならこの「月」のエピソードを言えば良かったかなあなんて今更思ったけど、気づくのが遅い!
月と彼にちなんだエピソード、ようやく見つけたわぁと喜んで呑んだ「月の中」。
お湯割でほんのり甘い。
この焼酎は薄めだとあまり味を感じないから、今日は自分には珍しく5対5ぐらいのお湯割で。
量はあまり呑めなかったけど、ホカホカしてくるようではありませんか。
今度はまた皆でゆっくり呑みましょう。
たぶん僕達が忘れているエピソードはたくさんたくさんあるんだけど、呑んで話しながら少しずつ思い出せると良いですな~。

心にまんまるで明るい月をイメージしながら、「月の中」をジワリと呑む。
そんな風に呑んでいるお酒は、本当に旨いものだと思うのです。

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2007年2月16日 (金)

奥播磨のH9byなんです

甘露、です。
この奥播磨、呑んで出たるはその一言。
一口呑んで、ぷは、と漏れる吐息まで甘露のおこぼれですよこれは。
ぷはぁ。070209_212001

奥播磨の雄町を50%にまで磨いたH9by。
それを温度計片手に湯煎するは45度ぐらいまで。
お酒からは湯気は見えねども、まわりに漂う香りだけで呑み助君のハートはもうメロメロでやんす。
一口呑んでみちゃった日には、もう・・・。
熟成による老香は全く感じられず、旨味はどこまでもフクヨカで。
これはあまりにも美味しいから、出来うることなら皆さんにも分けてあげたい気分なんですけども。。。
ぷはぁ。

さらに恐ろしいことに、これは火入れのお酒ではありますがまだまだ熟成の余地ありのようなのです。
先日開けた琥珀色の本醸造の十年モノは、今こそが呑みごろと感じさせるぐらいに熟成酒特有の静寂さを身にまとってますが、こちらはまだまだ現役半ば?もっとグッグッと深みある熟成酒の世界にいざなってくれそう。
これが当時奥播磨に在籍されていた高垣杜氏の技なんかなぁ。
あと五年・・・いや、もう十年ぐらい先までもが楽しみ。
(まあ、近いうちに呑み切っちゃいそうですが)

家では十数年後に楽しむための「高柿木」H16byの山田錦70%を熟成中。
指折り数えたいところですが、まだまだ先の話。
無濾過生原酒の十年以上の古酒なんてまずはみかけることは出来ないですからね。
自分でじっくり時間をかけながら楽しまないと。

それまでしばしの間は、こんな美味しいお酒を買い求めながら幸せなため息をつくことにします。
ぷは、ぷは、ぷは。

どうぞ、この幸せが皆様にも届きますよう。。。

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2007年2月 7日 (水)

村尾

みなさんこんばんは。

最近は冬だというのに春のような陽気。
でもさすがに夜になると・・・油断ならないですよね。
寒さにやられて風邪を引いてもいらんないしなあということで、今宵も温かいお酒を呑んでます。

ちなみにみなさん休肝日って取ってます?
僕は必ず週二回、たいてい月曜と火曜は酒瓶をいとおしく愛でるだけで、呑むのはグッとこらえておることが多いのです。(せいぜい頬ずりまでですねえ)
が、今日という火曜日は別。
というのも、明日から金曜までちょいと仕事が立て込んでおりまして、果たして家に帰れるのかしらんという状況なんで。
だから、今週分のダレヤメをまとめてとっておかないと!

勝負は家に帰ってシャワーを浴びてから床に就くまでのわずかな時間。
坊主にしたもんですからドライヤーもいらなくて便利便利。
坊主頭をゴシゴシとタオルで拭きながらこたつに入りこむ。
明日は朝一にあれに取り組んで、電話して、何時までにはデータを打ち込んで、移動して、打合せして、そんでもって○×□△・・・
という明日の予定を頭の中で反復した後は、一つ大きく深呼吸。
その後はもう、目の前のお酒に溶け込むのみなのです。

体の中のあらゆる機能を閉じてパタンと眠りにつかせてくれる日本酒は本当に素敵です。
でも今宵は、あと数時間後に太陽が昇るまでのしばしの休息。
なので、薄めでも温かくて香ばしくて力強いのが呑みたかったんで・・・
これしかな~い。Ts320014

村尾っ。

ずんっ。

しゅんしゅんと沸いたお湯を、氷を2カケラ入れたグラスに注ぐとあらちょうどよい温度帯のお湯に。
そこに軽く一升瓶を振った「村尾」を垂らすと・・・
ふしゅう~と顔にコオバシイ湯気が立ちます。
くぅ~、顔に染み込むこの焼酎っ~もうたまりませんね。
一口呑めば地鳴りのような響きさえ聞こえそなぐらいにズズンと響く。
どこに?
ハートとはちょいと違う。
そう、魂に!
でも、心地好いのです。
とっても。

なんどかゆっくり口に含んで、そのたんびにずんずん響かせて、最後にぶはぁ~っと。。。
もうカラッポですよ僕ん中・・・

ん~やっぱなんか悔しいが、旨い。
なんだかんだいっても、やっぱ旨い。
くそぉ、旨い。
旨いなあ。
なんでだろ。旨い。

たぶん、自宅では当分縁もゆかりもないと思っていたこの村尾ですが、anさんに結婚祝いで頂きました。
「奥播磨」と「村尾」、本当に有難うございました。
すげえ旨いのは言うまでもないですが、お蔭様で週末までなんとか乗り切れそうです。
どうぞみなさんも、良い酔いお酒日和を!

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