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2007年3月30日 (金)

準備は万端です Part2

「こ、これは・・・!」
と、思わず口にしてしまった。
文句無しに旨いナリ。

はい、割水させておいた芋焼酎の湯煎です。ああ、理想的かも。
もう、喉の奥どこまでも旨さが染み渡りましたもん。
味わいの輪郭が果てしなく広がって、お湯の中に焼酎を垂らしたものとは、滑らかさが何より違いました。
焼酎の割水については以前よりどうやったらより旨く呑めるのかと日々試行錯誤してましたが、ようやくこれは・・・!という方法が。
題して、「二段階割水燗」。
自分は、日本酒は無濾過生原酒のアルコール度数20度近いものをグビグビやるわりに、焼酎については何故かビールより若干高めぐらいの度数まで下げたものが好みでありまして。
普通の1対1ぐらいならば焼酎を割水してもあまり劣化は感じられないのですが、自分好みまで割水して低アルコールになった焼酎は管理がとても大変・・・
冷蔵庫に入れたり、毎日せっせと攪拌したり、密封に気を使ったり、いろいろやってはみてもどうしても味わいが劣化しちゃったようなイマイチなのが出て来ちゃうんですよね~。
まあそれでも単なるお湯割よりはふくよかで滑らか~なんですが、やはりもっともっと味に柔らかさと丸みがある旨くて温かい芋焼酎が呑みたかったのです。
そうしたところ「割水の仕方を二段階に分ければ?」というアドバイスを割吉さんより頂きましてですね。
まずは濃い目に焼酎を2で水を1ぐらいの割合で割る(ここで通常の25度の焼酎ならアルコール度数16~7ぐらいになる)。
これを瓶に詰めたら毎日ゆっくり瓶を1回転のみ攪拌。
強く振るのはアルコールが揮発しちゃうので厳禁だそうな。
だから毎晩歯磨きしてる時に割水してる瓶を軽く一振りすることを習慣化することに。
「美味しくなりますよう」と祈りつつ、一本ごとに一振り一振りを欠かさないこと一ヶ月(もしくはそれ以上)。
で、次は呑む予定の2~5日前にそれを更に半分に水で割ります。
するとアルコール度数が8度ぐらいになって自分にとっては呑み頃になりますし、とても柔らかい味わいに。無論、味わいの劣化も無し!
これを黒ヂョガで温めれば雰囲気も抜群なんでしょうが、残念ながら手元にないのでまたまたミニかんすけに登場してもらって、これで温めたのを呑みますと・・・
う~んうま~い。
アルコールの刺々しい感覚は皆無。
もちろん焼酎に荒々しい力強さや華やかな香りを求める人には向きませんが、芋の甘みをじっくりしっとり感じたい方・・・には是非トライして欲しいです。
これは滑らかな旨みがありますよ~。
全然刺々しくもないから、優しく温かく舌の上を通り過ぎて行くんです。

これを呑んだ夜の僕はあまりの旨さに涎垂らしながら寝てたそうな。(byまるちゃん)
うひょひょ。
きっと夢にも出てきたんだろうにゃあ。

いまは萬膳(蔵元水で)、さつま寿旬、本垂、八幡、村尾、を割水中で、焼酎も準備は万端ですぜ!
いよいよ春本番一歩手前であります。
耐え忍ぶほど寒い冬ではありませんでしたが、それでも満開の桜は待ち遠しいですなぁ。

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2007年3月26日 (月)

準備は万端です

こ、これは・・・!」
と、口にこそしませんでしたが思わず杯をギュッと握り締めてもうた。
多分、目もひんむいた。
三日前の開封したての頃と味わいがまた全く違うじゃんよ。
味わいの乗りも酸の利き具合も、比較にならんです。これは食中にもってこい。
旨味が ぐわん と舌から胃の手前までのところで膨れ上がりましたもん。
それにしても、三日前に開封したてを燗にした時は山廃の熟成酒の割りには薄い味わいの印象で、正直同じH9byなら、奥播磨のいまだ感じるジュクジュクとした旨味を10とすると6か7程度かな・・・なんて思っちゃってましたが。
熟成酒も空気に触れると味というか深みが加わるのか、それとも最初に呑んだ時の体調かなんかが原因だったのか・・・
いずれにせよ素晴らしい呑み応えでありました。
鷹勇の山廃純米のH9by、酵母は7号。米は山田錦と玉栄の50%磨き。もろみ日数も30日以上。
えっと、スペック上は純米大吟醸名乗れるんじゃないの?
こいつはなまなかなお酒ではありませんね・・・

ちなみにこのお酒、我が家から歩いて三分という最も近い酒屋さんで購入した掘り出し物。
最近は美味しそうな熟成酒を追い求めて酒屋さん巡りをしてたのですが、これぞ灯台下暗しでありました。
鷹勇のH9byについては「すごく旨い」らしいということを以前に地酒星人さんからこのブログにコメント頂いてたので、頭にインプットするにはしてはいたんですが、いやいやそれにしても。
しかも、実は原酒バージョンもあったらしいですね。
どんな味わいだったことやら。。。
それにこれだけの熟成期間をおいて一升瓶の価格が3000円をちょいと上回る程度。
感嘆符がいくつあっても足りませんぜ・・・

まだお店には在庫があったみたいだから、多少ストックしちゃおうかにゃ。
ただし呑み応えがたっぷりすぎて、ヤワなおいらには一晩1合ぐらいでちょうどよいみたいです。
奥播磨と鷹勇を呑みあっていたら結構というかかなりキマシタヨ。。。

美味しい日本酒との出会いが最近激しいぐらいになってきました。
割水した芋焼酎も程よい熟成期間を経て、ちょいと試飲しましたがうわっっこりゃうめえ!
さ、もうすぐ春ざんす。
お酒の用意はもう万全。
あとは、満開の桜。これを待つばかりですな。

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2007年3月24日 (土)

春を待ちます天寶一!

歴史的な暖冬とはいえそれでも朝夕はそれなりに寒さを感じるな~と思ってた昨今でしたが、なんだかそれもとうとう。。。
スキーにも行ってない我が家は雪を見ることなくこの冬が終わりそうな気配。
とにかく、日中帯の日差しと来たらもう冬じゃないんだということが改めて実感させられる、そんな春の入口まで来ちゃったようです。
身が透き通るほど寒い冬にこそ、燗酒はまた一段と映えたんですけどねぇ。
今年の冬はそこがちょいとばかし無念で。
雪見酒は来年に持ち越しかあ。
しかしそれにしてもこの暖冬。
そのうちに「昔、東京でも雪は降ってました」なんて言われるぐらい温暖化が進まないことを祈らずにいられません・・・。

さて、それはさて置きつつもこの時期に楽しみにしてる銘柄の一つはこれ!
天寶一の純米のお燗酒ですよ。
山田錦70%の火入れ・加水したお酒です。
何が好きって程よい熟成感、燗酒特有の味の高揚感とその刹那の落下感!
何杯でも杯を、いやいやコップでゴブリといけそうなところがなんとも!
『食の脇役』に徹する天寶一のお酒は押し出しが強いわけでもなく強烈な引きがあるわけでもなく。かといって透明感があるだけでのお酒とは明らかに一線を画していて、米の旨味もシンミリと体に入っていくのです。
昨年のこの純米お燗酒がほんと良かったですからね~。
口に含むと、舌の上で

すぅ~

と旨味が上がって「ああ、この後にこの旨味が広がるのかなあ」と期待させた直後にストン、と落ちる。淡雪が溶けるが如くに旨みが余韻も残さず口の中から消えちゃうのです。フシギでしょ?
旨味の高揚感が不意に無くなっちゃうの。
ええ!?と思って何度か口に含むも結果は同じ。
すぅ~ストーン、すぅ~ストーンとあまりに輪郭がはっきりしたお酒なんで、なんじゃ
こりゃと一人で思わずニッコリしてしまうほど特徴的。
変にダラリンとした甘さも余韻も引きずらなくて、これで一升瓶2000円以内。
たまらんですぞ村上専務・・・正直、私はこれで天寶一組に入隊しちゃいましたもん。
濃厚で旨みがたまないほど広がるお酒も良いのですが、こういう潔いぐらいの一瞬の旨みを放つお酒もまたたまりませんでした。
新井薬師の名店「旬菜美酒 柾」さんで食事しているときはほとんどこのお酒を呑んでたなあ。
ああ、また行きたいなあ。

でっ!今年はどうかなあと年始に田島さんのところで購入したやつを燗にして呑んでみますと・・・

すぅ~
・・・(落ちるか?)
・・・・・・(ん?)
・・・・・・(あり?)

長い滞空時間の後、なだらかに、滑り台ですべり落ちるような感じで旨みが口の中に溶けて行きました。
あまり去年のようなストーン!と落ちる感覚がないですね。
どちらかというと味が広がる感じかなあ。

個人的には去年の方が味わいの方が好きだったかも。
変に余韻を残さないけど舌が記憶したあの清冽な味わいがまた食を進ませたようなところもあったのですけど、今年はまたちょいと趣が違うようです。
それでも今年もやはりクイックイいけちゃうことに替わりはないんですけどね。
またこの辺の違いについて天寶一の村上専務、高田杜氏にいろいろお話を伺いたいなあ。

あ、天寶一といえば純米大吟醸の責めも出たんだとか・・・
責めフリークとしてはこれを呑まずにいられますかいな!というところ。純米大吟醸とはいえ責めのところを集めるとこんなにも燗にして旨いのか・・・と昨年も唸りました。はい、今年も唸りたいです。
ということで、今年も天寶一を呑みながら桜を待つとしますかね~!

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2007年3月21日 (水)

お酒を愛でましょう

行って来たのだ。
何をって?決まってますよ~。
日本酒を愛でる会ね!そう、伊勢元さんの元で行われる二か月に一度の恒例の日本酒の会です。

自分としても今回は会をより楽しもうということで「ミニかんすけ」持参でお燗坊主となりまして。
自分の好きなお酒を自由にお燗して呑めちゃうところが素敵なことはもちろん、なによりも席のまわりの方との燗酒談義が楽しいことこの上な~し!(それが目的ですからなあ)
風の森や酉与右衛門はもちろんでしたけどね、繁枡の純米吟醸の責めの生原酒は良かったですね~。燗にするとススッと口に入ってきて、旨味をふわっふわに膨らませつつ喉の奥に滑り込んで行くんですね~。旨いですよ~。ほんとに、もうもう。

あ、さすがに燗はしませんでしたが開運「波瀬正吉」大吟醸袋吊り斗瓶囲い無濾過生は・・・なんて表現すりゃ言いのでしょうか。
口に出来たことを静かに感謝するのみ。
祈るほどに旨い酒って、この世にあるもんなんですねぇ。。。

もちろん今回も伊勢元さんの日本酒の会を支える(主役と言う声もあるぐらい)奥様の手料理にお酒を合わせられる幸せをたっぷり堪能して、最後のジャンケン大会の結果「日高見 吟醸うすにごり生原酒」が我が家へ輿入れ決定。
はい、そりゃもう大事に呑みますよ・・・

さて、今回の会で舌で感じたことといえば「酵母」の違いについて。
9号を使ったお酒に感じられる吟醸感もけして嫌いではないのですが、やっぱり燗にすると好き嫌いが出て来ます。
落ち着いてて旨いなあと思うと7号を使ってること多し。
いままでコメの違いはもちろん酵母の違いなんて気にしたことすらなかったんですが、なんか今回は気になりましたね。
新酒の会だったから顕著だったのだろうか・・・謎。
隣りの席に座っていた方に聞いたところによりますと「西日本には比較的9号使うところ多いかなあ」とのことでしたが、ムムム、そういや確かに凱陣も熊本9号・・・
お酒の好みが西日本寄りのおいらにとってはまた興味深いところでありますね~
そういえば会社の近くに7号「真澄」の地元である長野の酒を専門的に扱っている酒屋さんがあるんで今度7号のお酒を呑み比べてみようかな。(最近の『真澄』はどうなんでしょうか・・・)

酵母についてはいろいろ知りたくなってきました。
また蔵元さんとお話する機会があったらいろいろ聞いてみたいな~。
いや~ますます日が一日経てば経つほどにお酒が好きになっていきます。
素敵な出会いも増えます。
改めて、『お酒は偉大だなあ』とシミジミ感謝するのであります。
そして今宵も、深々とシンシンと呑み更けるのであります・・・

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2007年3月12日 (月)

朝から呑みましょう

朝から、堂々と酒を呑もう・・・!

なんて、そんなこと「まるちゃん」の前で言えるわけないっす。
問答無用のダメ亭主、ここにあり。 涙、しかも大粒・・・。

でも、これならばまるちゃんもゴックンチョと。
そう。
この季節もはや定番じゃん?!(あ、逆にちょっと遅い?)

はい、南部美人の甘酒なんです。

070310_205801桃の節句に呑みたいな。
ええ、ええ、将来娘が出来ようが息子が出来ようが、これ呑ませますとも。
はい、1歳になればそれはもう。

20歳になったら旨い酒、呑もうな。
日本酒も焼酎もすげえ熟成した旨い酒、今から用意しとるぜお父ちゃん。
だからそれまではこれでガマンガマン!

って、いつになったら実現する話やねん・・・(汗)
まだまだそんな予兆もありませんが・・・夢見るオヤジ35歳間近。

甘酒呑んで、ちょっと夢見てます。
桜を前にした、白昼夢ってことで。。。

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2007年3月 6日 (火)

再見!白波

行って参りました大分県。
湯布院寄って別府に宿泊という大分観光王道ルート(?)
会社の旅行だったんで解放感こそイマイチではありましたが、食べて呑んでと大満足。いまどき部内旅行してるなんて同じ会社の他部署の人からもびっくりされますが、旅行といえば個人的には当然お酒も楽しみなわけで。
大分といえば「鷹来屋」とか「兼八」とかねぇ・・・ふひょひょひょひょ。

なのになのにそれなのに・・・
夜、予約されていた店で見られたお酒のラインアップときたら・・・
お~い地酒はどこや~い・・・

のむりん:「地酒ってなんかおいてないんすか?」

女将:「あら。いいちこが有名よぉ」

それは知ってます・・・
しゃーない。
じゃあ「白波」呑もう~っと。
ボトルで下さいな。はいお湯と、一応氷もね。
しかし何年ぶりの白波だろう。
同じ大手の芋焼酎でも「霧島」は新橋の飲み屋さんでも見かけるんでちょこちょこ呑んでたんですが、白波はすっかりご無沙汰で。

ポットから出るアッチッチの熱湯に氷をヒトカケラ入れてかき回し、その後ゆっくりと注いだ白波を口にすると・・・

思わず「ウメェッ」と、目を見開いて回りを見渡しちゃったよ!
でもみなさんそれぞれ話に夢中。
白波の旨さにびっくりしてんのはおいらだけ~。。。
そうかそうか、こんなに旨い焼酎があるんですね・・・それが「白波」。
これ、大袈裟じゃなくて本当の感想。
大手だから。どこでも手に入るから。ぐらいの気持ちが正直自分の中にありました。
いけませんなあ、酒呑みがそんなことに惑わされては・・・

この後余った白波を持ち帰って部屋で同僚と改めてグビっと呑んでましたが、バックに入れて自宅から持ち込んだ焼酎出る幕無し。だって「白波」が旨いんだもの。

確かに、小さな蔵元のような「手作りの・・・」「掘りたての芋だけを使った・・・」なんていう「物語」には欠けます。
この焼酎ブームを牽引したのはプレミアと呼ばれる芋焼酎だったとは思うのですが、そのブームを下支えしてきたのはこの呑みやすくて旨い「白波」だったのかと思うほどに、旨い!
(でも、「霧島」はちょっと旨みのインパクトが薄い気もしてます。あくまでも個人的な感想ですけどね。)

個人的な大手ならではの期待として、古酒って普通に出してくれませんかねー。
「古白波」「10年白波」「悠久の白波」・・・
一升で2500円。無理かな~。。。
すっかり呑みきってしまった芋焼酎「白波」。
今度改めてゆっくり家で呑んでみようかな、と思ってます。

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2007年3月 1日 (木)

今夜は何呑もう

な~に呑もっかな~~と気持ち逸る電車ん中。
月曜火曜に喉元からの奥深い深~い欲望をグワッと抑えこんでの週間禁酒ノルマ達成明け。
本日水曜夜更けを迎え、これが呑まずにいられようか(いやいられまい)って話です。

山手線に揺られ揺られながら熟慮するは、今日のお酒のセレクトについて。
凱陣開けちゃう?
菊姫開けちゃう?
高柿木はまだ開けないでしょ?
え~っと、蔵元の水で割った萬膳は?
いやいや割水して半年たったしま甘露も真鶴も兼八も・・・
そんな選び切れないセツナサに気付けば眉間に皺寄せますが、口元ニッコリ。
どんな顔やねん。
おっと、口の中のジュワリ、誰か止めてくれぃ。

しかしまあ、お酒好きって人はだれもが呑んでる時も呑んでない時も、こんなふうにいつもお酒に浸ってるんですかね~。
口の中が日本酒の熱燗ぬる燗と共にある時の至福よ!
ヌク目の焼酎が舌の上を滑り行く時の感動と来たら!
とかさ。
こんな時はきっと日本中のノンベェの方々と気持ちの上でつながっている・・・のでしょう。

さてさて今夜は何呑もう。
呑む前も、呑んでる時も、呑んだ後も。
お酒と供にある瞬間はいつの時も幸せ一杯なんであります。

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