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2007年7月15日 (日)

熟成酒について、真正面から

台風前夜・・・
なんで7月にこんな大型の台風が・・・
会社でおいらの後を引き継いだ後輩は本当に不眠不休の覚悟で仕事を乗り切ってくれておいらも感動してたぐらいで(最近涙もろい?)、そんでもってその後輩は明日からはそのリフレッシュのための沖縄旅行のはずだったが・・・(おい、そういや誰といくねん)

各地域で命を落とされる方もいらっしゃるとか。
ご冥福をお祈りすると同時に、これ以上被害が大きくならないよう・・・と祈らざるを得ません。

本日、まるちゃんが午前中の仕事を終えた後に有楽町で午後から落ち合って京橋の超超、ついで超お気に入りのカレー屋さんでランチを終えた後に交通会館前の「むらからまちから館」で烏賊の丸干し(300円とチョイ)を買ってきて・・・自宅での台風待機に備える。
今夜はまだ東京方面は雨風たいしたことないようですが、明日起きたらどうなっているかなあ・・・。

と、思い悩みつつ、今日は日本酒ね。
本日もいろいろと呑みたいから便利なお猪口燗。本当にこれは便利。
雨の中図書館にいって借りてきたCD「洋楽80年代特集」の音楽を聴きながら・・・QUEEN、デュランデュラン、ワム、ハート、TOTO・・・ナツイ。懐かしい。それを聞きながらの諏訪泉H7BY満天星と鷹勇 H9BY山廃純米吟醸の呑み合いとH17BY酉与右衛門とH15BY風の森の競演、そして竹鶴のにごり燗・・・
ぶっちゃけ、これで台風吹っ飛ばせねえかな?というほどの呑み応えでした。

満天星と鷹勇山廃の呑み合いは・・・想像通り素晴らしくて。
火入れしたお酒の熟成酒がどうのこうの、なんていう次元で語るのはもったいない。
日本酒の可能性の一端をココで見た。
生酒でない火入れの酒の熟成酒。
この旨さの松明は誰が引き継いでいくの?誰がこれを呑んでこの美味しさを伝えていくの?
それこそ日本人である呑み手のおいら達でしょうが・・・!と1人熱くなったりして。

酉与右衛門H17BYと風の森H15BY。
この無濾過生原酒を当然、燗で頂いたのですが、、、これは現時点で僕自身が生酒の熟成酒の燗をどう感じるかについて感じながら呑んでみました。
本間酒店さんからは「生酒の熟成の速さは、単純に考えたときに火入れの3倍」と言われました。
ただし・・・その「熟成方法」についてはまだまだ未解明とも。
『常温熟成』というけれど、酒蔵さんでの常温熟成と酒屋さんでの常温熟成と一般の呑み手の常温熟成・・・温度帯なんてまるで一致してないではないかということ。
確かに、そうですよね。

いま、実家では蔵での熟成の他に母屋で比較的西日が壁にあたる部屋での熟成も試みるようにしてみました。もちろん蔵・母屋に置いてあるお酒には新聞紙を全て巻いてあるし暗所であるには違いありませんが、たぶん温度差にすれば夏場であれば3~5度ぐらいは違うのでないでしょうか。
もちろん、厳密に比較するならば同じ銘柄を置くべきなのでしょうが、まだソコまでは想いも至っておらずで・・・そして日本酒だけではなくて焼酎の味わいの変化も感じたい。
僕自身のお酒に対するキーワードは『熟成』、しかしこれはまだまだどこにも正解と言えるものがないだけに、自分でも試行錯誤をするしかないようです。
そして冷蔵熟成と常温熟成の違いについて・・・これは、最近とある酒屋さんのご好意により酒屋さんで冷蔵熟成した酒と倉庫熟成した同一銘柄の生モトの酒の呑み比べが出来ることになりました。
銘柄としては、もう言うことなし!というもの。
それについても近日UPしたいです。

Ts3200492_1と、、、気になるテーマとしては、にごりやおりがらみ酒の熟成についても非常に興味を持ってます。
こちらは伊勢元さんと田島さんと山枡酒店さんからにごり系のお酒を送ってもらいまして、熟成の味わいの変化について感じて行きたいと思ってます。
本格的に味わうのは・・・5年後ぐらいか?とも思ってますが、まあこの辺はゆるゆるといこうかな、と。
あんまり急くのもお酒のスピード感と合いませんし、多少時間をかけてもここはジックリお酒と向き合いたいところです。

それにしても静かな今現在、これが台風前夜の静けさなんでしょかねえ。
不気味で怖いですが・・・改めて、台風災害による被害者がこれ以上大きくならぬようお祈りいたします。

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コメント

こんにちは。
私は昔、お酒は賞味期限が早く、開封後は
すばやく飲んでしまわなければならない!
出来立てが一番うまい!
こんなものだと思ってました。
それがお酒が古くなる!と言う事が決して
悪いものではなく、「熟成」するという事なんだ(保存方法にもよりますが)と
言うことを知ったとき、また新たに日本酒の
魅力にとりつかれましたね。

★本格的に味わうのは・・・5年後ぐらいか?

どんな味になるんだろう?
ロマンですね!

投稿: 酒恋倭人 | 2007年7月16日 (月) 16時52分

お久しぶりです!!
 今夜は【七本槍】のぬる燗。夏でも旨いですねぇ。ただ、日本酒は腹が・・。(笑
 【石田屋】いまだに開けれず冷蔵庫で眠っておりますが、これっていつ頃まで大丈夫ですか???

投稿: 海大好き | 2007年7月17日 (火) 22時50分

こんにちは!
mixiではお会い(というのか)してますが、こちらでは初めまして。
グルグルいろんなblogを回っていたら、こちらを見つけました♪
にごりのお酒は、どれもこれも全て熟成ができるわけではないみたいですが、
紹介されているお酒は、時間が経てば経つほど美味しくなるなぁ~旨くなるなぁ~って感じです。
確かに、私も「これが2本あったら飲み比べ、熟成くらべができるんだろうけど・・・」とは思うものの、
やっぱり沢山の種類を買いたいと思うと、
大人買いができません(涙)。

投稿: まき子 | 2007年7月18日 (水) 12時41分

>酒恋倭人さん

こんにちは。
レス遅くなってごめんなさい。

熟成についてはまだまだ誰もわからないことだらけですよね。
その昔、普通に呑まれていた美味しい古酒を嗜むという文化が税制やら戦争ですっかりと途絶えてしまった・・・ようです。
お酒にはロマンが本来あるはずですから、それを少しでも取り戻さねば!


>海大好きさん

ご無沙汰です!
さて石田屋ですか・・・。それは高価なものを!
えーと、いつでも引き取りますよ(笑)

石田屋ってもともと蔵で熟成されてるんでしたっけ?
けして芯の強いお酒といわれるタイプではない黒龍ですが、冷蔵庫熟成ならばそうそう崩れない・・・とは思いますけどね。
(家庭用冷蔵庫だと温度変化は結構激しいですけどね)

暑い夏に、ちょびっとずつ冷やで楽しむのもよいかもしれませんよ!

>まき子さん

日本酒ブログにこの人あり!のまき子さんにお越し頂くとは光栄です(笑)
こちらでははじめましてですねえ~

そう、一杯呑みたいのがありすぎて、大人買いはそうそう出来ない・・・といいつつ、鷹勇のH9BYは一気に4本買いましたが、たぶん今のところは同銘柄を一気に買ったのはこれぐらいですね。

旦那様の体調はもうよくなられましたか?
まき子さんとは是非とも一度呑み交わしたいものです。

投稿: のむりん | 2007年7月19日 (木) 01時46分

コメント、ありがとう!!
今夜も【七本槍】のぬる燗。旨い!! 

投稿: 海大好き | 2007年7月19日 (木) 20時16分

海大好きさん

七本槍って呑んだ事ないですが、この時期のヌル燗はこれまたたまらんのよね!
そう、それにしても日本酒を呑んでいると絶対にツマミに手が出てしまうのですよね・・・

投稿: のむりん | 2007年7月20日 (金) 01時38分

漢字が違っておりました。【七本鎗】です。
北大路魯山人も愛飲した北近江の銘酒 なので、是非ともお勧めです。以前にも書きましたが、お店で『冷しか皆さん飲まれませんが!?』『ぬる燗に出来んのかいな?この店は!』と、いつも言ってやります(笑
 昔は、ツマミが無くても、塩だけで飲めてたんですがねぇ。

投稿: 海大好き | 2007年7月20日 (金) 23時38分

あら、海さんがいる(笑
今注目は佐賀の「鍋島」。
これは何を飲んでもうまい。
今飲んでるのか「古徴」という5ねん?熟成でしかも半年間?甕で寝かせたと言うもの。
日本酒で初めて「まろやか」という表現を使いたくなるようなお酒です。
まき子さん、はじめまして。
いつもブログ拝読しております。

投稿: an | 2007年7月21日 (土) 09時17分

海大好きさん

七本鎗、でも知らなかった・・・
日本酒は至る所にまだまだ眠っている銘酒がありますなあ。
「あまいは旨い」の北大路魯山人が好んだ味といわれると興味津々ザマス!


anさん

「鍋島」名前は結構聞いてますね!
anさんオススメなら呑むぞー!
しかも甕貯蔵・・・よほど芯の強いお酒なんでしょうか。
しかしやはり「まき子」さんは有名人ですねえ

投稿: のむりん | 2007年7月21日 (土) 11時09分

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