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2007年9月30日 (日)

カミノハカライ

「・・・49番!49番の方で~す!!」
ボボーっと奥の席に座っていたおいら。
よくよく見ると手の中には49番の札があるの。
え・・・おいらが?
・・・マジっ?!

本日は会社の後輩の結婚式。
モデルのような綺麗な奥さんをもらったとの噂だったんで、どっこらしょと最近すっかり重い腰を上げて二次会にお祝いに駆けつけましたところでして。
いやしかしこりゃ・・・噂にたがわぬ。
いつも隣で見てる後輩君が今日はとても眩しく見えたモンであります。
いいなあこんな美しい人と月曜から2週間も沖縄へ新婚旅行シッポリとは。
(2週間の休み、ってのも率直に羨ましいが)

そして聞けばこの見目麗しき新婦の父君は鹿児島のご出身だという。
普段嗜まれているのはもちろん芋焼酎、以前より鹿児島から送られてきているものを呑んでいるのだそうな。
そしてその中でもとても大事に呑まれている焼酎が・・・『村尾』
僕も結婚祝いでanさんより頂いたきり、一度しか手にしたことがありません。
それを愛しく愛しく割水しながら呑んでおりますが、そすがにそれもあとわずか。
まあ身の回りにある「如何ともし難い」ことの一つとはいえ、少々寂しく思っておりました。
が・・・出ましたよそれが。
なんと二次会のプレゼント用の景品ということで。
うぅっきぃー。
剛毅なもんだなあ。
で、司会に促された夫婦が抽選用の箱から番号の書いたボールを拾って、『村尾』の当選の番号を発表してんの。
誰が当たるのか知らないけどさ~ロックもいいけどさ~たまには温かくして呑めよな~その方が旨いからさ~。
「49番の方~当選です~」
一度はジョカでジュジュッとさせたものを呑んでみたい焼酎だよな~昔みたいな焦げ臭の強い村尾もまた呑んでみたいなあ~。
「49番の方~?」
49番だよ~誰だよ~なんならおいらが美味しく呑ませてあげるよ~だから少しおいらにもわけておくれよ~

ン?49番?あれ・・・?

ということで、冒頭なのでした。
テヘ。
神様のおハカライ、でありました。

その後、先輩やら後輩に懇願され泣きつかれマジ殴られマジ蹴られKYだと罵られてもその場では開けず。
だって、当然お湯すらもソコにはないし~。
勢いに乗ってその場でロックで呑まれるのが明白ザマスもの。
ロックを否定するわけではありませんが、この時期温めるともっと美味しく呑めますぜ~!
ってことで、今度我が家で会社の人を呼んでまた呑み会する予定ですのでその時までにおいらが責任を持って割水しておきます。決して独り占めするわけではございません。決して・・・たぶん・・・

嗚呼、でもそうなると黒千代香が欲しくなりますね~。
ずっと機会がある度に探してはいるのですが、未だビビッとくるものに出会えず。
しかし、今日のこの『村尾』との出会いがありましたように、そろそろ出会えるのではないか・・・今回はその予兆なんではないか・・・と思っている次第ですが、さて。如何なもんでしょうねえ。

しかしそれにしても・・・多謝!

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2007年9月27日 (木)

どことは申しませんが、いざ!

いざ・・・

鎌倉、とは申しません。
東京からは飛行機で行く所、なんざます。
どこかというと・・・
うぅ、書いて良いのか?

いやマズくはあるまいて。
以前このblogでもココに行く予定と書いたしなあ。
うぅ、でもここに書いちゃってから先日のような目に合うのは嫌だしなあ。

先日というのは、下調べバッチリ呑みたいお酒選びもバッチリついでに地元の酒屋さんに熟成酒と宗玄・能登の白菊について話を聞かせてもらう所まで話をつけておくなどバッチリ三昧のはずだった金沢出張が、業務上如何ともし難い窮地に陥り直前キャンセルと相成った件のことでありまして・・・
散々周りに「いざ金沢」なんて話まくっていただけにねぇ。
傷心甚だしく未だ傷も癒えずってなもんです。

そんな中、今回のも「業務でココに出張に行けるのなんて最初で最後の機会だろうな」と思うだけに、ここまで慎重に事を進めて参りました。
絶妙と言って良いだろう、期末を避けた10月1日(月)に打合せ日を設定。
打合せの時間帯だって前日からソコに移動が必須のところに設定。
それも秘密裏にお客さんと調整し、後輩や上司にすら未だ出張予定を伝えておらず。
そう、願い事とは胸の中に秘することでのみ成就するものだと言うのは古来よりの法則であります。
「え~と、力を入れるところが違うんじゃ」なんていうツッコミには全てヒラリマ~ント。
今回は験担ぎで未だなんの下調べもせず、通常業務も能面のような涼しい顔して淡々と遂行中なんであります。
ああしかし、実際にその仮面の下の本音はと言えば。

ああ、どうか行けますように。
ココのうどんといえばやっぱり「なかむら」だよなあ。
ああ、どうか行けますように。
醤油アイスは食べられるのでしょうか。
ああ、どうか行けますように。
あの階段を昇りきれるのでしょうか。
ああ、どうか行けますように。
高杉晋作が隠れてたというのはホントでしょうか。
ああ、どうか行けますように。
それでもセメのブレンドはいつまでたっても苦いんだよなあ。
ああ、どうか行けますように。
そういえば純米大吟醸のセメってのがあったので衝動買い。
ああ、どうか行けますように。
この酒独特の味、やっぱ丸尾臭がするというんでしょうか。

ああ、それでもどことは申しません。
どうか、どうか、行けますように・・・

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2007年9月23日 (日)

振り返りますと月曜日は

振り返りますと先週月曜日の夕方からは新川屋田島酒店さん主催の蔵元交流会に出席したのでした。
前日の伊勢元さんの会とは打って変わって18もの蔵元さんが一堂に介する会だから、これは自分なりの「テーマ」を持って出かけないと!ダダダっと呑むだけで終わっちゃうぞ~と思ったのです。
そう、燗で旨そうなお酒を置いてある蔵を狙い撃ち!
せっかく大勢来るのにもったいない?
当然そういう意見もあるでしょうが、むしろこういうときこそジックリとお付き合いできる蔵元さんを探したいというもの。
時間が誰にも均一であるならば、誰よりも濃厚に過ごしたもの勝ちってもんです。

しかしもちろん、その前にアクションは開始しておきます。
狙いは前週金曜に田島さんの所に遊びに(お酒を買いに)行ったときに試飲させてもらいながらある程度絞って置きました。
ひとつは『三重錦』。伊賀でひっそりと美味しいお酒を熟成させている蔵元さんです。
そしてもう一つは・・・大本命と言って良いか?
その名もズバリ、『あづまみね』
いや、もうこれに尽きるかも。
昨年の田島さんの会で断トツに気に入った美山錦の純米吟醸を改めて味わいたかったのです。(去年は火入れを呑んだのでした)
この「あづまみね」、なにより「柔らかさ」が群を抜いてます。
昨年、このお酒を呑んで「ライナスの毛布」のごとき柔らかさと暖かさに包まれると評しましたが、あれから一年後、僕はこのお酒をどう評価するんだろう。
それを自分自信で確認したかった。
その昔、旨いと思って呑んでいた酒が、ふと自分の好みから遠く離れてしまっていることを感じることがあります。
お酒が変わったのか、はたまた自分が変わったのか・・・どちらにせよ、どこか物寂しい。

凱陣、風の森、酉与右衛門、高柿木、奥播磨などなど、パワフルな純米無濾過生原酒にまみれて来たこの一年。
舌も体も随分と肥えて来たし。
そんな中で味わうこの『あづまみね』、いまこのお酒を自分はどう評価する?
一年前にこんなにも柔らかい、と感じて一日何合呑んだかわからないあの酒に、いま自分は果たして・・・?

ま、呑むしかないじゃない。
ということで開始早々に吾妻嶺酒造のブースに向かって一言、燗で旨いのをお願いします!
お、燗でいきますかと多少嬉しそうに蔵元さんがドブっと注いでくれたのはなんと!
その『あづまみね 美山錦 純米吟醸』の生酒であった。
おおぅ。傍らにある雄町でも愛山でもなく、やはり美山錦でくるか!
「濾過はどうしてるんですか?」という質問に対しては、ゴミ取りフィルターをかけるだけだと。
濾過なんて何年もしてないんでやり方を忘れました、ともサラリ言う。
お~じゃあこれも無濾過生原酒ですか。
スペックを見ると酸は2を超えることはない。
そりゃもうなんつってもライナスの毛布なわけで、これがどんな風に華が開くのかも期待しちゃうなあ。

まだ人もまばらな「燗専用ブース」に行って、50度手前ぐらいの燗にしてもらって目を瞑って一口すする。

・・・わ・・・うま・・・うまいよっ!

こりゃあ目も開くわ!酒も華が開いているかのよう!
柔らかさはそのままに、ひっそりとしかし誇りを持って咲き誇る花のような味わいは間違いなく「あづまみね」。
しかも・・・ただ柔らかいだけではなく・・・・・・いや、旨い。旨いよ。
こりゃ当たり前に、旨い。

山田錦や愛山や八反はあれども、間違いなくこの蔵のフラッグシップは地元産の美山錦で醸したこの酒。
それぐらい、群を抜いて旨い。
7号酵母を使ったこのお酒、冷やも旨いが燗にすると、このほのかな甘さ、やわみ、やんわりとした香ばしさを感じることが出来る。
酒屋万流、こういう特徴のあるお酒と出会えるのは幸せだよ・・・
凱陣や風の森などとは違った無濾過生原酒の燗の旨さ、これは早速「常飲リスト」入りである。

狙い撃ちのむりん、着席形式となった二次会は蔵元さんをマンマークである。
今後の蔵の酒造りへの想いについていろいろ語って頂く。
おお、いつかはオール純米に?
おお、いつかはオールにごり酒?
もっともっと旨い酒を。
その為にももっともっと造りの精度を上げていきたい。
などなど、おいらの舌が選らんだこの蔵元さんとの話は留まることを知らない。

そして話を伺うとやはり、熟成した酒も旨いのだという。
これは自家熟成をしないと・・・という話をしてたら、おいらに子供が産まれたらお酒送るから是非20年寝かせてくれという。(蔵元さん、この話忘れてないよね?!)
いやいや、もうそこまで言われちゃ産みますとも寝かせますとも!
その時は是非一緒に開けましょう!呑みましょう!ってなもんです。

いやはや、2日連続でいい出会いがありましたもの。
蔵元さんにも酒屋さんにも感謝感謝であります。
そして、お酒にも。
うーん、なんと素晴らしいこの日々よ。
今日も僕は、美味しいお酒を、呑んでます。

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2007年9月21日 (金)

振り返りますと日曜日は

振り返りますと先週日曜日の夜は伊勢元さん主催「日本酒を愛でる会」でありました。
今回は半年近く前から楽しみにしていた「ヤマサン正宗」の蔵元さんを囲んでの会です。
このヤマサン正宗、温めた無濾過純米生酒が殊の外ウンマい。味わいは比較的優しげですが、口に含めば柔らかくも押しのあるアタックが広がります。
これは熟成したお酒も楽しみだなあと思ってましたが、当日はなんと豪華なラインアップなことか!H8BY~H18BYまで、熟成酒もズラリ!
そのラインアップを見て思わずうひょひょひょひょひょと真顔で笑ってしまった人もいるとかいないとか、しかしこいつぁ楽しみに違いなし。

しかも、本日おいらの対面にはマイミクspiralさんがいたから、もう後は持参した錫チロリ「ミニかんすけ」を彼に渡しちゃえばあとはもう間違いなくお燗向きのお酒が絶妙な温度帯で出て来ると言う寸法でありまする。
そのカレが選んだ中でもH9by2種類とH17byは旨かった!
H17byは比較的まだ若いお酒なのに見事なぐらい燗が映えるの。
ズンズン呑めますもの。
H9byなんていったい何合を燗にして飲み干したのであろうか。
「温かめ」より明らかに「熱め」の燗が旨かった~。
ほぼ我々の席の周りで消費したんじゃないか?というほど呑みました。
舌の上で軽やかに踊るようになめらかで、するする舌から喉の奥へ滑り行きますもの。
食中酒としても抜群の旨さで、当然食事が消費されていくのも早く、僕の知る限りでも伊勢元さんの会で出る食事がこれ程までのスピードで無くなることもそうそうなかったような・・・

今回いらっしゃられた蔵元さんは加藤杜氏と杜氏補佐の高松女史。
お二人からじっくりとお話を聞かせて頂きました。
佐香錦、山田錦など米による造りの違いやら9号酵母と7号酵母でのヤマサン正宗での造りの違いなど。
どんな質問にも朴訥にそして誠実に答えられる姿に僕は・・・
杜氏の目の前でよく食べ良く呑むという「酒を味わう基本」ってやつを思いっきり反復するのみなのでありました。(お~い、いつ痩せるねん)

しかし杜氏のお顔は、どこかでお見掛けしたような記憶というか雰囲気がぷんぷん。
穏やかで、はにかんだような笑顔が絶えないのです。
どこでだろう~?と思い出そうとしてた所でハタと気付く。
そう、「農」の人そのもののお顔つきなのだ。
そういえば僕が小さい頃はこのような柔和な顔で地に足をつけて生活している人に囲まれていたような。懐かしい想いが蘇りますね~。
そして酔った勢いとはいえ甚だ失礼ながら杜氏補佐に「杜氏はまるで農業に携われているような顔つきと見受けられるのですが」と言ってしまった。(今思えば赤面だす・・・)
それでもそんな不躾な質問にも「杜氏は酒造り以外の時期は稲を育ててますから」と。なるほど、ちょうど今は稲刈りの最中であるのだろうか。
しかしそんな「ハニカミ杜氏」(更に失礼か!)も酒造りの最中ともなると「鬼神降りる」という表情もお見せになるとのことですからね。
いやいや、今日を境に「ヤマサン正宗」の味わいが更にググっと心に迫ってくるようだぞ・・・

ヤマサン正宗にまつわる○×クイズも気合いの10問全部正解してグッズ一式を総取り、
余ったお酒もジャンケン大会では一本だけでしたが、参加された住職様が自分で勝ち取られた18BYを帰り際にそっとお渡し下さり・・・

嗚呼、こうして僕はますますお酒を好きになる。
一歩一歩というのか。
一堀一堀深みにはまって行くと言うのか。
本当に、楽しい会でした。spiralさんもどうもありがとう。
「ヤマサン正宗」、いいお酒ですよ。
是非是非、一度呑んでみることをオススメ致します!

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2007年9月15日 (土)

今日も明日も明後日も

今日も美味しく呑んでます。
日本酒、焼酎、そして時々は梅酒も嗜んでしまったりして。

昨夜を思い出すと、一週間の疲れを取るかのように神宮の新川屋田島酒店さんのところに仕事帰りに直行。
日本酒と梅酒と焼酎をそれぞれ試飲させてもらって、一時間ほど田島さんとのんびりとお話させてもらいましてですね。
その中でも、H13BYの真稜の大吟醸古酒は逸品!!
冷したのを頂きましたが、これはいいですね!絶対にヌル燗で更に華が開くよ!
(しかしよくこれを試飲に出しちゃいますね・・・)
そして焼酎も美味しかった~!
35度の度数を感じさせず、ツルツルっと滑らかに喉元を過ぎ行くのですから。
「なんででしょうね、新酒でこの味わいになるのは」
月並みだけど蔵元の人柄と言うしかないよね、というのが田島さんの答え。
確かに、そうかもしれない。
のむりんも蔵に一度是非行ってみれば判ると思うよ、ということですが。
ウムム・・・
ソコまで言われると是非行かないとなあ。

今週月曜に田島さん主催の日本酒の会があるのですが、地元のお祭と日程が重なってその準備に追われているところをついついのんびり話し込んでしまいました。
日本酒は月曜の日本酒の会でジックリ呑ませてもらったものから改めて選ぼうかな、と。
なにせ、15蔵以上もあつまって会費は3,000円。
二次会もそこで蔵元さんとお弁当食べながら2,000円の会費で実施だという。
いや、これは行かねばなるまいて。
ということで、今度会社の仕事仲間が大挙して家に遊びに来るんでその時に呑んでもらう梅酒を一升瓶で購入。

そして明日は伊勢元さんのところで「ヤマサン正宗」の蔵元さんを囲む日本酒を愛でる会もあるんでやす。
伊勢元さんのところのお酒の品揃えもハートどんぴしゃですが、何よりその売り方というかその姿勢というのか、もう好きなところがギュギュっと詰っております。
この2日間の日本酒の会で、体中の水分を全てお酒とその仕込み水にしたいぐらい。
嗚呼、今から楽しみで震えが起こるよ。
(アル中で手が震えているわけではありません念のため)
自分にとって『ホームタウン』と呼びたいこの2つの酒屋さんの日本酒の会はとても楽しみ。

ただいま梨を食べつつ、芋焼酎・本垂を割水燗であります。
酒漬け酒漬け、のむりん通る。
今日も明日も明後日も、僕は美味しくお酒を呑んでます。
また皆さんと、美味しくお酒を呑みたいなあ。

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2007年9月 9日 (日)

いいとこ、台湾

台湾小旅行から昨日帰って参りました。
いや近いもんですね、台湾。
ご存知の通り台湾と日本と言えば国交断絶中ですが、これだけの民間レベルの交流を見ると「国交って、つまるところ何?」という感じも。
きっと大きな括りではそれなりの不便さや微妙な感じってあるんでしょうけど、これだけノーストレスに近い感じで海外に行けたこともないです。
なにより、地下鉄の駅は綺麗だし人は親切。
帰国後の日本で荷物抱えてちょいとのろのろ歩いてたら、子供を抱いた若い親父が後ろから声もなく体ぶつけて抜いていくし、駅には至るところにガムを吐き捨てた後が。
なんなんだこの彼我の差は?
素朴な東南アジアの人とかに触れてそう思ったことはあったけど、ある意味同じような都市機構と生活レベルを持った国である台湾とのこの差は、、、(台湾郊外の町並みはちょっと古くて、なんとなく寂れた熱海を思わせたけど)
ウムム。
これでいいのか、日本?

しかし台湾では「ノーストレスに近い感じ」と書きましたが、唯一「あれ?」と思ったのは、お酒を呑める機会がとても少なかったこと。
美味しい飲茶のお店、行きました。
カニ味噌が入った黄金色のスープがたんまりの小籠包。
アッツアツのスープを舌が火傷しないよう上から吸うようにススって、ハフハフと残りの小籠包を口に入れる。
そこでビールなんぞをグビっと・・・と思ったのですが・・・
置いてないのです、お酒類が。
さすがに鼎泰豊(ディンタイホン)あたりならあったんですが、その他の小さめのお店では見かけず。
あれは・・・なんなんだろう?
夜市も2箇所行ったけど、お酒を呑んでる人なんてほとんどみかけないし。
なんだなんだ、もしや日本だけなのかこんなにも外で呑むお酒に対して許容的なのは?
ご飯は安いし旨いし、足裏マッサージは痛くて気持ちいいし、人は何より優しくてビバ!台湾に違いなかったのですが、このお酒の謎には迫れなかった・・・

しかしその代わりというわけではないですが、『お茶』に触れ合う機会をタップリ取らせて頂きました。
問屋兼小売をされているお店に伺っていろいろじっくりお話を伺ったり。
良い茶葉は確かに値段は張りますね。
しかし、あちらの茶器を使っていろいろ呑ませて頂いていると、価格の安いものと高いものでは味わいも香りも歴然たる違いが。
お茶の歴史や種類などを片言の日本語でいろいろ教えてくれるので、もうずっと聞き入ってしまいました。
後から嫁のまるちゃんにはおいらが「まるで日本で酒屋さんに行っているときと同じ様子」だったと言われましたが、お茶に対しても滅茶苦茶興味が沸いてきましたね。
なるほど、茶葉も醗酵させていろいろ変わるんですね・・・とか。
肝臓を休ませるためにもお酒の代わりにお茶でも少し嗜んでいようかな。

そんなこんなで台湾では、結局最後の晩にホテルでビールを呑んだ以外は禁酒してしまいました。
帰ってきた昨晩は真っ先に「風の森 H15byアキツホ50%」「義侠 H17by山田錦70%」を燗で一合ずつ。
少し冷え込んできて、個人的に火入れの酒を呑みたくなり始めた。
日本酒については、夏は無濾過生原酒で冬こそ火入れの熟成酒を好んで呑むのです。
無論、四季を通じてお燗であります。

今日はこれから長野から出てくる大学時代の友人を含めて3人で呑んできます。
酒をあまり呑まない友人達ですが、今日のお店では芋焼酎をボトルで頼んでタラフク呑ませようかと思ってます。(おいらも、今日は芋焼酎をヌルメでウスメでずーーーと呑んでいたい気分なんス)
それでは、いってきますナリ。

いや~それにしてもよかったなあ台湾。また行きたい!

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2007年9月 5日 (水)

先週金曜日、「作」にて

弾む足取りで向かう上石神井駅。
仕事を終えた後に新宿超えて更に高田馬場超えたあたりのところで気分も益々乗って
くる。

中学時代からの友人と駅で待ち合わせするはずだったんだけど、予定より仕事を先に終えてしまったおいら、一足先にお店に向うことに。

そのお店の木の扉を開けると、おお、ここは・・・
ここにいる人全員がお酒が大好きで、ここの料理が大好きで、ここにいることが大好
きなのだという賑やかしくも柔らかい雰囲気に包まれておりまして。

そしてそんな雰囲気に呼応する様にこちらは「さあ、燗酒呑むんだぜい」と体中の細
胞ひとつひとつがエンジン点火してキャルキュル鳴って動き出す。
そしてフツフツとわきあがる燗酒への期待。そしてなによりこれから過ごす時間への
期待。

連れの友人がまだ来てませんでしたが、隣りのカウンターには偶然にもマイミクの仲
睦まじい燗酒夫婦がおりましたんで、お話に加わらせて頂き心地良い雰囲気に包まれ
つつ「友よお先に」と「群馬泉」でよ~いドン!

さあ、このお酒は想定した好みの味わいのどの変に来るのか?
ど真ん中なのか、コースギリギリなのか、いやいや枠外に外れちゃうのか・・・まずは何も食べずになんとも程よい加減の燗を一口・・・

ああ、やっぱし!
小気味好いぐらいのストレート、構えたミットのとこに来ましたよ。
しかもミット越しの手がシビれるほどの手応えで。
酸は高くないタイプのものでしたが、この豊かな味わいはなんとも・・・
そんでまた鳥皮を口にすると更に口ん中で凄いことが起きちゃうんですが、どうやっ
てそれを伝えろと言うのか?
ねえ。

そうこうしてるうちに中学時代からの友人も来て、昔の恋バナとかで盛り上がる。
しかしいつも思うんですけど「いま振り返って一番恥ずかしい時期」って文句なく中
学時代なんですけど、皆さんはいかが?
全てにおいて、なんなんだったのかあの偏屈極まりない思い込みと信条は?
酒の力を借りなくても顔が赤くなれますな。
あの時好きだった人と結婚出来なかったら、おいらは一生独身だと固く固く信じてお
りましたなぁ。。。若いという言葉では済まされないぐらいに、恥ずかしい・・・
連れ友よ、お前も同じだったハズだ。
お互いの名誉のためにそれ以上ここには書きません書けませんが・・・

そうこうしてるうちに同じくマイミクのspiralさんも加わって楽しく談笑を。(秘蔵酒もありがと~)
こんな時のお酒こそ、ほんとに美味しくないと。
そしてそこは若女将りえぞさんのチョイスに全てお任せでして。
普段は日本酒呑まない連れ友もクピクピと良い調子。
しかし凱陣やら鷹勇やら無濾過生原酒から火入れのお酒まで、それぞれ味わい深い温
度帯で出してくれるんですよね。。。
やっぱし家で適当にお湯で温めてるのとは違います。
「なるほど悦凱陣はこの温度帯か・・・」と舌に記憶させたろと思いつつ口中で堪能
しちゃってました。

楽しい時間が終わるのはあっと言う間。
帰りの電車では連れ友と今はどうしてんの?という話をしてましたが、ここにきて結
構酔ってきてもう何を話してんだか分からなくなる。何を話ししたんだっけね・・・
酔いが覚めるまで銀河鉄道のようにちょこっと空を周ってきてくれても良かったので
すが、そこまで気は利かぬこの電車は定刻通り高田馬場に着きまして。
連れ友とはそこでバイバイ。

金曜はいろんな酒友にも会えて嬉しかったです。
なにより「作」の雰囲気は最高でありました。
ここは純米燗酒の熱い発信地(あ、本格焼酎ももちろんあります)。
次はいつ行こうかな・・・

さて、これからちょいと夏休みもらって台湾へ行って来ます。
しかし今週月曜火曜と呑み会をこなしてしまって、週二日の禁酒設定が難しいのなん
の・・・
台湾は純粋に食事だけに終わらせるか・・・そんな悩ましい秋の入口の夏休みでござ
います。

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